日産、2016年ジュネーブモーターショーにて「キャシュカイプレミアム コンセプト」と「エクストレイルプレミアム コンセプト」を初披露
osaki
日産自動車は、同社のクロスオーバー「キャシュカイ」と「エクストレイル」の特別仕様モデルを2016年ジュネーブモーターショーにて初披露すると発表した。
キャシュカイ プレミアム コンセプトとエクストレイル プレミアム コンセプトはそれぞれの現行モデルをベースに、キャシュカイ プレミアム コンセプトはロンドンにある日産デザインヨーロッパで、エクストレイル プレミアム コンセプトは日本の日産グローバルデザインセンターでデザインされた。
2台のコンセプトカーは、異なる顧客層に訴えかけるデザインとなっている。キャシュカイプレミアム コンセプトは、ジュネーブやパリ、ローマなどの欧州主要都市で、文化的名所を巡り週末を楽しむ「都会志向のプレミアムカスタマー」である一方、エクストレイルプレミアム コンセプトは、アルプスやピレネー山脈でアクティブな週末を過ごす、「冒険家のプレミアムカスタマー」をターゲットにしている。
両車に共通するのは、シンプルでありながらも活気あふれる配色で、モノトーンのシンプルさが、エレガントさと温かみを与える「プレミアムゴールデンコッパー」とのコントラストを作り上げている。
キャシュカイ プレミアム コンセプト
キャシュカイ プレミアム コンセプトでは、プレミアムゴールデンコッパーによるホイールアーチやウィンドウライン、ヘッドランプ内やルーフレールといったボディパーツの装飾がアクセントとなり、メインカラーのマットブラックとのコントラストが、エクステリアのダイナミックなシルエットを際立たせている。ボディ下部に使用されているカーボンファイバーや、20インチホイールの技巧的な装飾がダイナミックな外観を更に強調し、バンパーとサイドシルは、スポーティーであると同時に高級感を感じさせる意匠としている。
インテリアは、高級車で使用される柔らかなホワイトのナッパレザーや、シートの座面と背面の中心部分に施されたキルティング仕上げが、これまでのコンパクトクロスオーバーセグメントには無いプレミアム品質を提案。プレミアムゴールデンコッパーが編み込まれた、特徴的なカーボンファイバーをインテリア全体に使用することで、品質の高さを更に強調している。
エクストレイル プレミアム コンセプト
キャシュカイ プレミアム コンセプトとは対照的に、エクストレイル プレミアム コンセプトはマットホワイトをメインカラーに採用した。ボンネットやルーフには深いマットブラックのカーボンファイバーを使用し、プレミアム感に加え、力強さと軽やかさを感じさせる仕上がりとなっている。ホワイトとブラックのハイコントラストが、「Vモーション」グリルからボンネット、ボディサイドを通りリアへと流れるラインを強調し、どのようなシーンにも活躍する、エクストレイルのタフさを表現している。光沢のあるブラックカラーに塗られたボディクラッディングやフェンダーカバーが、他のアウトドア向けクロスオーバーにはない、洗練された魅力を与えている。
インテリアの装飾には上質なレザーを使用し、自然なタン色とブラックを配色。シートにも上質なレザーを組み合わせており、ヘッドレストとシートサイドには雲柄加工を施したタン色のレザーを採用している。また、シートの座面と背面の中央部分にはウルトラスウェードを使用し、ゴールドパール色のレザーの縁取りがアクセントとなっている。ダッシュボードとドアトリムには、ブラックカーボンファイバーとマットクロームブラックの仕上げも用いたことで、プレミアムでスポーティー感のある室内空間を演出している。
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