1万5000人のフェラーリファンが鈴鹿に集結 フェラーリ・レーシング・デイズ鈴鹿2016を開催
osaki
フェラーリ・ジャパンが主催する国内最大規模のフェラーリの祭典「フェラーリ・レーシング・デイズ鈴鹿2016」が3月5日と6日、鈴鹿サーキットで開催された。今年5回目で3年ぶりの鈴鹿での開催となった今回のイベントでは、フェラーリのワンメイクレースや、F1マシンがサーキットを走行するF1クリエンティなどを実施。このほか、フェラーリオーナーのためにサーキット走行や専門ドライバーと同乗試乗など、スポーツカーブランドらしいサーキットプログラムが用意され、約700人のフェラーリオーナーと1万5000人のファンが鈴鹿に集結し、フェラーリ一色のイベントを満喫した。

今回の目玉は、限られたオーナー向けのサーキット専用プログラムであるXXプログラム最新の専用車「FXX K」の日本初披露。同車は「ラ・フェラーリ」をベースに開発され、860PSを発揮する6・3L V12エンジンに加え、F1マシンでも採用されているエネルギー回生システム「KERS」を搭載し、システム合計1050PSという強大なパワーを叩き出すサーキット専用車になっている。

注目を集めたプログラムのひとつが、F1マシンがサーキットを駆けるF1クリエンティだ。今回は01年シーズンモデルの「F2001」と、03年シーズンモデルの「F2003-GA」が走行。フェラーリでは現役を退いたF1マシンを顧客に販売し、サーキットでのサポートやメンテナンスを行なうプログラムを実施しており、このF1マシンもオーナー自らサーキットをドライブ。旧型マシンとは思えない独特の甲高いフェラーリV10サウンドがサーキットに響き渡り、詰めかけたファンも盛り上がりも最高潮に達した。

このほか、ピットの一部を利用したショールームには、フェラーリグッズや最新の市販モデル「250GTピニンファリーナクーペ」や「ディーノ206GT」といった往年の名車も展示。サーキットのいたるところに跳ね馬のロゴが見られるなど、訪れたオーナーやファンはフェラーリの世界を存分に堪能した。


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