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2016/03/14

富士スピードウェイ開業50周年地域謝恩会 記念企画や場内設備のリニューアルを実施

osaki
カーアンドレジャーニュース

開業50周年を迎えた富士スピードウェイは3月5日、富士スピードウェイ内で地域謝恩会を開催するとともに、50周年に関する記念企画の内容を発表した。

謝恩会には近隣2市1町の首長をはじめ地権者代表、往年の名ドライバーで構成されるゴールドスタードライバーズクラブの会員などが出席。現役ドライバーとのトークセッションも行なわれた。

挨拶に立った富士スピードウェイ・原口英二郎社長は50年の歴史を振り返るとともに今後の課題として「現状、レース観戦客に性別や年代の偏りがあるので、女性や若年層の観戦客を増やすことが重要。また、クルマで遊べる場所として気軽に来場してもらえる工夫や仕組みづくりが必要」と語った。さらに、昨年より女性目線を意識した設備の追加を行なっており、さなる設備改修にも着工する。「お客様の笑顔を大切にしながら、モータースポーツと自動車文化をつないでいくべく邁進したい」と次の50年への抱負を述べた。

◇  ◇  ◇

今年4月から来年3月まで、モータースポーツファンや富士スピードウェイ利用者に向けた数々の50周年企画が用意している。

■記念誌の発行

歴史に残る名レース、ドライバー、レーシングマシンなどから50年を振り返る。関係者へ配布されたものだが、一般にも販売される予定。

■記念展示ブースを設置

場内のレストランの一角に、かつて富士スピードウェイで活躍したレーシングカーのミニチュアモデルや優勝トロフィー、大会公式プログラム、そして往年のレーシングカーも展示される。

■記念グッズの販売

歴代のレーシングカーの43分の1モデルや、2005年以前に使用されていた「FISCO」のロゴ入りトートバッグ、ピンバッジ、Tシャツなどが販売される(来年3月まで)。

■主要レースでの特別賞贈呈

今季富士で開催されるSUPER GTやスーパーフォーミュラ、スーパー耐久レースの優勝者に特別賞が授与される。また、アマチュア向けレースの富士チャンピオンレースのシリーズチャンピオンにも特別賞が用意される。

■抽選でパドックパスをプレゼント

5月、7月、8月、9月に開催されるレース大会で、来場者の中から抽選で50名に次に開催される主要レースのパドックパスをプレゼント。

[対象レース]

▽5月開催・SUPER GT第2戦→スーパーフォーミュラ第3戦をプレゼント

▽7月開催・スーパーフォーミュラ第3戦→SUPER GT第5戦をプレゼント

▽8月開催・SUPER GT第5戦→スーパー耐久第4戦をプレゼント

▽9月開催・スーパー耐久第4戦→WEC第7戦富士6時間(10月開催)をプレゼント

■感謝祭〝富士ワンダーランド・フェス〟を開催

50周年の最後を飾るイベントとして来年3月12日にファン感謝祭を開催する。来場者と50年の歴史を振り返り、モータースポーツを体験し、未来のモータースポーツも感じられるイベントを企画している。

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