フェラーリGTC4ルッソ極東エリアで初披露
matsuguma
フェラーリ・ジャパンは5月10日、3月に開催されたジュネーブ国際モーターショーで発表された「フェラーリ GTC4ルッソ」を極東エリア向けに初披露した。
GTC4ルッソは、2011年に発表された「FF」の後継機となる4人乗り4輪駆動モデル。クラフトマンシップが注ぎ込まれたラグジュアリーなインテリアに圧倒的なパワーと効率を両立させたフェラーリ最新のV型12気筒自然吸気GTエンジンを搭載。新たに開発された4輪駆動システムにより、あらゆるドライビングコンディションで卓越したパフォーマンスを発揮する。
フロントに搭載された6・3?V型12気筒エンジンは、最高出力690cv/8000rpm、最大トルクは697Nm/5750rpmを出力し、わずか1750rpmから最大トルクの80%を発揮する。0-100㎞/h加速は3・4秒というサラブレッドスポーツカーとしての強烈な加速性能を備えている。
また、4輪駆動システムは、従来の4RMシステムをアップグレードさせたもの。より精密度を向上させた進化版4RMシステムに、後輪も操舵する新たな制御・統合ロジックを加えた4RM-S(4輪駆動、4輪操舵)システムを搭載。このシステムは、第4世代サイドスリップコントロールをベースに開発したもので、E-Diff電子ディファレンシャルおよびSCM-Eサスペンションダンピングシステムも統合され、フェラーリは新たに特許を取得している。
エクステリアはダイナミックな彫刻ラインが特徴的。シューティングブレーク・クーペのコンセプトをさらに洗練させ、リアに向かって流れるように細くなるシェイプがファストバックのようなシルエットを描きながら、ルーフエンドで低く落ちるリヤフォルムがスポーツ性を強調。サイドボディは、彫りの深いエッジラインが光を拡散させることで力強いホイールアーチを視覚的に際立たせている。
インテリアはディティールにまでこだわり抜いたスポーティ&ラグジュアリーで統一。厳選した素材を適所に組み合わせ、キャビンスペースの質感を高めたほか、ゆとりあるシートが豪華なリビングスペースのような雰囲気を創出。さらに、ドライバーと乗員がドライブフィーリングを共有するため、スイッチ類を配置したセンター・デバイダーがドライバーと助手席を仕切るシンメトリックなデュアルコックピット構造を採用した。
ナビゲーションをはじめ、インフォテイメントシステムは最新のものを搭載。指先で簡単に操作できる10・25インチHDスクリーンは、2つのローラーと4つのボタンで全機能にアクセス可能なシンプルなインターフェースを採用している。
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