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2016/05/28

人とくるまのテクノロジー展2016

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 日本最大の自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2016(主催・自動車技術会)」が5月25日から27日まで、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催された。


 今年で25回目を迎えたこの展示会は、自動車メーカーをはじめ、国内外の部品・材料メーカー、CAEソリューション、カーエレクトロニクス関連企業など過去最大規模の538社から最新技術や製品が多数展示された。また、展示規模も1155小間と過去最大を記録した。


 同展示会は、自動車産業の第一線で活躍するエンジニアのための自動車技術専門展として1992年から開始され、年々規模を拡大している。今回は、自動運転化に向けた製品や技術紹介が目立った、部品の軽量化や新素材、エンジン、トランスミッション、電気自動車(EV)、ハイブリッド車(HV)システムの展示も多く、ノートを片手に説明員の話を聞いて回る来場者の姿が目立っていた。

(たま電気自動車)


 このほかにも、多種多様なイベントを開催。特別企画の講演会では“いつまでも、くるまにワクワク、ドキドキ、ときめきを”をテーマに最新の自動運転技術や、走る・曲がる・止まるといった運転の楽しさについて専門家がわかりやすく解説した。


 毎年恒例となっている最新技術を搭載した車両の公道試乗会は、ホンダのクラリティフューエルセル(FCV)をはじめ、日産リーフ(EV)、レクサスRCFなど各社を代表するモデルが試乗車として用意されたほか、超小型モビリティのトヨタ車体・コムス(EV)や、日産ニューモビリティコンセプトも並んだ。

(毎年恒例の試乗会は行列ができるほどの人気)

 同展示会を主催した公益社団法人自動車技術会の小西工己展示会企画会議議長は「人とくるまのテクノロジー展は、自動車産業に携わる技術者、研究者の交流の場として開催した。年々開催規模を拡大し、現在では最新の自動車技術を見て、聞いて、体験することのできる国内最大級の自動車技術の総合展示会まで拡大した。そして、さらなる規模拡大の要望に応えるため、今年の7月に本展示会を名古屋で開催し、来年以降から毎年、横浜と名古屋で開催する」と宣言した。
【開催日程】6月29日~7月1日=名古屋市国際展示場ポートメッセなごや

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