日本グッドイヤーは7月26日、オールシーズンタイヤ“ベクター４シーズンズ　ハイブリッド”を日本市場向けに従来の23サイズから44サイズにラインアップを拡大し、８月１日から発売すると発表した。

　ベクター４シーズンズ　ハイブリッドは、年間を通して履き替えなしで走行できる“オールシーズンタイヤ”。オールウエザーシリカコンパウンドを採用し、全天候・多彩な路面コンディションに対応する優れたグリップ性能と操縦安定性を実現した。また、Ｖ字型の特徴的なグルーブが雪上やウェット路での高い排水性とドライ路面での走行安定性を確保し、センターエリアのサイピング側面を剛性の高いブロック形状とすることでグリップ力を高めたほか、偏摩耗の抑制にも貢献している。

　また、チェーン規制時でもそのまま走行可能な性能を備え、日本での冬用タイヤの証である“ＳＮＯＷマーク”をサイドウォール上に刻印。さらに欧州の冬用タイヤの証となるスノーフレークマークも刻印されている。（過酷な積雪・凍結エリアでは、スタッドレスタイヤを推奨）
　このほか、従来のベクター４シーズンズはヨーロッパから輸入していたが、新製品からは住友ゴムに生産を委託し、国産化へ切り替えデリバリー性も確保している。

　日本グッドイヤー代表取締役　金原雄次郎社長は、「欧米でオールシーズンタイヤのマーケットを30年以上も切り開いてきた実績と知見を持って、日本でもオールシーズンタイヤのカテゴリーを開拓していく、タイヤを通して新しいカーライフを提案したい」と述べ、サイズラインアップを２倍とすることであらゆるサイズニーズに対応。２０１６年に初回車検を迎える２０１３年の新車をターゲットとしている、と説明した。

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