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2016/08/06

東京トヨペット、3代目クラウン「MS51」の完成セレモニーを開催

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 初代から7代目までのクラウンを対象にレストアを行なう「DISCOVER CROWN SPIRIT PROJECT」に参画している東京トヨペットは8月4日、3代目クラウン「MS51」の完成セレモニーを開催、さらに完成したクラウンで一般道約430㎞の走破にチャレンジする“クラウン ジャパンフェスタ”への参加を発表した。


 「ディスカバークラウンスピリット」は、トヨタ自動車のトヨタ店70周年記念事業プロジェクト。歴代クラウンのレストアを通じて46年前の“物づくり”の精神に近づき、初期クラウンを活用したブランドの再強化を目的にクラウンを取り扱う“東京トヨペット”と全国トヨタ店49社の販売店が参画している。

 東京トヨペットのレストア車「MS51」の作業は、46年前の修理書を確認しながら進められ、復元・復活まで150日間に及んだ。古谷社長がファイナルオペレーションを務めレストアは無事完了。会場には、46年という月日を感じさせない「MS51」が公開された。

(ファイナルファイナルオペレーションを終えた古谷社長)

 レストアを担当したプロジェクトリーダーの中野仁さんは「初めてレストア車両を見たときは状態の良さに驚き、トランクに修理部品が大量に積んであったので前オーナーの愛着の高さが垣間見え、うれしく感じた。作業ではエンジンを分解して磨き上げ、ボディーは外装を取り外し、隅々まで復元作業を行なった。特にボディーのさびは根が深く歴史の重さを感じることができた」と述べ、貴重な体験だったと語った。

 一方、トヨタ自動車が主催する“クラウン ジャパンフェスタ”は、8月25日から29日の5日間で豊田市にある元町工場をスタートし、一般道を使って東京の代官山までの走破にチャレンジするもの。「MS51」の最高速度は時速約60㎞なことに加え、エアコンなどの快適装備もないため炎天下の中の過酷なチャレンジとなる。東京トヨペットからは、レストアメンバーの中から選出された5名が約430㎞の道のりに挑む。

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