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2016/08/07

マイチェン後の86を一足早く試乗&レッスン「特別試乗会」を富士スピードウェイで実施

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 トヨタガズーレーシング(TGR)は7月31日、先日初のマイナーチェンジが実施されたトヨタ・86のドライビングレッスンを含む特別試乗会「走れ、86。特別試乗会」を富士スピードウェイのショートサーキットで実施した。
 このイベントはレーシングドライバーの脇阪寿一選手がプログラムを監修し、富士スピードウェイを皮切りに全国6カ所合計100名を無料招待して実施される。富士スピードウェイでは、90倍の倍率から見事当選した参加者に、TGRドライバーの佐藤久実選手、蒲生尚弥選手、中山雄一選手がレッスンを行なった。

 レッスンでは、ステアリングの回し方や理想的なドライビングポジションについての講習後、AT/MT、グレード違いの86を乗り比べながら、先導車に追従してコーナリングでのライン取りやクルマの荷重移動などを学んだ。参加者は周回数を重ねていくうちにどんどんペースをあげ、短時間ながらドライビング技術の向上を実感できたようだった。


 参加者は、普段ミニバンを乗っていたり、昔はスポーツカーに乗っていたという人もおり、中には前日にレンタカーの従来型86を借りて予習してきたという人も見受けられ、試乗後は、一様に意のままにクルマを操る楽しさと操縦性に高さを口にしていた。


 イベント終了後、脇阪・佐藤選手は新型、蒲生・中山選手は従来型をドライブするデモレースを実施。レース後のトークショーで佐藤選手は「新型から搭載されたサーキット走行用のトラックモードが良かった」と振り返った。このトラックモードは、ニュルブルクリンクでのセッティングをほぼそのまま採用しているといい、オフにして走行して走った脇阪選手も「僕もオンにして走ればよかった」と、完成度の高さを感じられるものに仕上がっていると話した。

 


■KTグループは86オーナー向けの体験型イベントを開催
 神奈川トヨタ(市川英治社長)を含むKTグループは同日、86ユーザー120組限定イベント「エリア86ミーティング」を富士スピードウェイ内ドリフトコースで開催した。


 今回で5回目を迎えるこのイベントは、自らの愛車をクローズドコースでコーナリングやハンドリングなど86の性能をフルに引き出しドライブできるのが最大の目玉で、毎年参加枠が争われるほどの人気ぶり。参加者は緩急のあるコーナー、短制動、360度ターン(2周)などからなる特設コースで、VSC、TRCの作動/解除による挙動の違いを体験しつつ、自分のテクニックとクルマの限界走行に挑戦した。

 もう一つの目玉は、神奈川トヨタDTECチームマスターワンから86ワンメイクレースに出場する近藤翼選手、柴田優作選手が運転する86への同乗体験。参加者の中から抽選で選ばれた体験者は「普段自分が走行するクルマの挙動と全く違うまさに異次元の体験だった」と、プロのテクニックに驚きを見せていた。

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