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2016/09/08

アウディ A4 オールロード クワトロ を発売

osaki
カーアンドレジャーニュース

 アウディ ジャパンは、A4 アバントをベースにしたクロスオーバー、A4 オールロード クワトロをフルモデルチェンジし、発売した。

 オールロードは、ステーションワゴンモデルのアバントをベースに、クワトロ(フルタイム4WDシステム)を組み合わせ、さらにSUV特有の優れた性能を融合したクロスオーバーモデル。A4 オールロード クワトロは、2010年に初代モデルが日本で発売されて以来、ミッドサイズクラスでは唯一のオールラウンドなキャラクターを備えたプレミアムクロスオーバーとして、市場で独自のポジションを築き上げてきた。今回発売する2世代目モデルは、そのユニークなコンセプトを継承しつつ、デザインとメカニズムを根本から刷新。さらに、インテリジェントなアシスタンスシステムやアウディコネクトなどの新しいテクノロジーを導入することで、走行性能、安全性、快適性、ユーティリティなどに加えて、燃費効率やインフォテイメント、コネクティビィティといった分野が強化された。

 デザインは、ベースのA4 アバントに対しグラウンドクリアランスを30mm拡大。全高が高くなったことに加えて、力強く張り出したホイールアーチ、クローム仕上げの垂直ルーバーを配したシングルフレームグリル、ボディとは対照色のサテライトシルバーで仕上げたアンダーボディプロテクション/リヤディフューザーといったオールロード特有のデザインにより、どんな場所にあってもスタイリッシュな存在感が演出されている。

 搭載する2.0 TFSIエンジンは従来型のものよりパワーを20kW(28PS)アップして252psとする一方で燃費効率を約9パーセントも改善。これには、エンジンそのものの改良に加えて、クワトロドライブシステムの進化、さらに設計段階からの徹底した軽量化戦略が効果をあげており、実際に車両重量は従来型比90kgも削減されている。

 全モデルに標準装備されるクワトロシステムは、100%前輪駆動で走行が可能な新開発の「ultra(ウルトラ)テクノロジー」を初めて導入することで、走行状況に応じたインテリジェントな4WD制御を実現。伝達効率を大幅に高めることに成功した。トランスミッションは、デュアルクラッチを用いることで効率とスポーツ性を高度に融合させた「7速Sトロニック」を全モデルに標準採用した。

 また、170mmの地上最低高と標準装備のクワトロドライブシステムにより、軽度なラフロードまでであれば、本格SUVにも負けない走破性能を発揮。アウディドライブセレクトに新たにオフロードモードを設定したことで、オフロードでの運転がより容易になった。

 ラゲージルーム容量は、従来型より拡大された505~1,510ℓを確保。広くて快適なパッセンジャーコンパートメントと併せて、ユーティリティの面でもオールラウンドな資質を備えたクルマに仕上げられた。

 価格は658万円。

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