ジャガー・ランドローバー・ジャパンは９月21日～23日、東京・お台場の特設コースでジャガーがグローバルで展開する試乗体験イベント「ザ・アート・オブ・パフォーマンス・ツアー」を国内初開催。これに先立ち20日は、ジャガーのブランドアンバサダーを務めるプロテニスプレイヤーの錦織圭選手が参加した特別イベントを行なった。

　試乗体験イベントは、今年発売されたジャガー初のＳＵＶ「Ｆ－ＰＡＣＥ」をはじめとするフルラインアップを揃え、ジャガーならではのドライビングパフォーマンスを体験し、理解を深めてもらうことが目的。会場内の特設コースを使って行なう「スマートコーンチャレンジ」と、周辺の一般道での試乗が楽しめる「公道ドライビングエクスペリエンス」が用意された。

　スマートコーンチャレンジは、自動車業界で初めて「スマートコーンシステム」を活用したもので、コース上に置かれたコーン上部のライトが進行方向を示し、ドライバーはこれに沿って運転。ランダムに点灯するパイロンの間を通過するときのスピードや走行距離、走行の所要時間、走行ラインの正確性が計測され、独自のアルゴリズムでドライビングパフォーマンスが得点化される。

　特別イベントで挨拶に立った同社のマグナス・ハンソン社長は「ジャガーはブランド史上最大のリニューアルとラインアップ拡大をとげ、新時代の到来を迎えた。世界各地で開催されてきたこのイベントで、特別なドライビングパフォーマンスを体験してほしい」と話した。

　軽快なテニスウェアではなく黒のレーシングスーツ姿で登場した錦織選手は「運転は好きなほうなのですごく楽しみだが、雨が降っていて天候が悪いので、気をつけながら走りたい」と、日本人で初めてスマートコーンチャレンジに挑戦する意気込みを語った。

　Ｆ－ＰＡＣＥに乗り込み挑戦した錦織選手の気になる得点は２万６６７９ポイント。「出だしのスピードが速くカーブもしっかりと曲がってくれるので、安心感が強かった」と感想を口にした。なお、期間中に錦織選手のポイントを上回った参加者には、抽選で１組２名に来年のウィンブルドン選手権観戦ツアーがプレゼントされる。

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