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2016/10/15

日産、ららぽーと湘南平塚にテナントイン型店舗を初出店

osaki
カーアンドレジャーニュース

 日産自動車は10月6日、同社初となるテナントイン型の販売店舗を大型商業施設「ららぽーと湘南平塚(神奈川県)」に出店した。店舗の運営は日産サティオ湘南(加山利根夫社長)が行なう。

 店内には常時車両を2~3台展示しオリジナルキッズスペースを設置したほか、館内の他ショップとのコラボレーションを実施。第一弾として、さまざまなデジタルアートを手掛けた「チームラボ」とのコラボによる大きなタッチパネル「小人の住まう黒板」や、入口付近には作りたてのフレッシュジュースを提供する「フルーツバーアオキ」を併設し、期間限定のオリジナルメニューを提供する。今後も施設内の他業種店舗とのコラボを進める予定だ。

 日産では、従来型ディーラーより敷居が低くした新たな店舗形態で、気軽に日産に触れてもらう〝タッチポイント〟として同店舗を位置づけ、同店舗の特徴を活かしコラボなどによるライフスタイル展示やイベントを通してユーザーの生活スタイルにあったカーライフや、「クルマのある生活」のメリットを継続的に訴求していく。

 店舗にはメンテナンスを行なう場所がないため車検や整備は、徒歩5分の位置にある本社平塚店が対応し試乗車も用意。また、必要に応じて購入者の最寄りの日産販売店に対応を引継ぐ。

 内覧会でマーケティング本部の森本幸彦副本部長は「インターネットによる独自の情報収集が定着し、現在ユーザーがクルマを購入するまでに販売店を訪れる回数は平均2・6回に減少した」と説明。そこで「従来の来店型店舗ではなく、人が集まる場所に自ら出て行ってクルマをみてもらうことが大切」と、大型商業施設内の出店を決めた。

 ららぽーと湘南平塚は、敷地面積約8万1300㎡、延床面積約16万6000㎡、店舗面積約6万㎡を有し、247店舗が出店する大型商業施設。かつてこの地には日産車体湘南工場第1地区があり、そのことも今回の出店につながったとしている。

 【店舗概要】
 名称:日産サティオ湘南 ららぽーと湘南平塚店▽住所:神奈川県平塚市天沼10‐1ららぽーと湘南平塚1F▽営業時間=10時~21時(年中無休)

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