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2016/10/16

日本グッドイヤー、オールシーズンタイヤの体験試乗会を実施 

osaki
カーアンドレジャーニュース

 日本グッドイヤーは10月5日、8月に発売を開始したオールシーズンタイヤ「ベクター4シーズンズハイブリッド」の体験試乗会を富士スピードウェイのショートサーキットで実施した。

 ベクター4シーズンズハイブリッドは、年間を通して履き替え無しで走行できる全天候型のオールシーズンタイヤで、このジャンルで約40年の歴史を持つグッドイヤーの最新モデル。オールウェザーシリカコンパウンドを採用し、夏季のドライ・ウェット路面から冬季の雪道まで多彩な路面コンディションに対応する。また、これまでヨーロッパから輸入していたタイヤを国内製にしたことでデリバリー性を高めるとともに、サイズラインアップを23から44に拡大し、軽自動車からミニバンまで幅広い車種で対応できるようになっている。

 今回の試乗は、スラローム、ウェット路面、圧雪路でのブレーキングを体験できる特設コースが設けられ、エコタイヤ、スタッドレスタイヤ、オールシーズンタイヤをそれぞれ装着したものを試乗するというもの。オールシーズンタイヤは、スタッドレス以上にウェット路面でのグリップ感を発揮。チェーン規制時でもそのまま走行可能な性能を備え、日本での冬用タイヤの証である「SNOWマーク」が示すように、夏タイヤでは滑ってしまうような雪上でのブレーキングの制動性能もスタッドレスと遜色ないものを体感できた(過酷な積雪・凍結エリアではスタッドレスタイヤ装着を推奨)。

 試乗会に来場した金原雄次郎社長は「グッドイヤーと言えばオールシーズンタイヤと認めてもらえるようにしたい」と話し、冬用タイヤの購入費用や交換や保管の手間が省け、優れた走行性能も備えたオールシーズンタイヤの魅力をアピールした。

 また、体験試乗会では来年2月に発売予定のハイパフォーマンスタイヤ「イーグルF1アシメトリック3」の試乗も実施。第3世代となる同商品は、新コンパウンドによる発熱抑止、グリップ力の改善、ブロック断面のレイヤ構造の最適化による耐摩耗性などによって、ハンドリング・ブレーキ性能、静粛性の向上などが図られている。スポーツタイヤというよりはコンフォートな印象が強いが、十分なクリップ性能を持ち、中でも静粛性やウェット路面での性能は特筆すべきポイント。メルセデス・ベンツ「Eクラス」やジャガー「XF」の新車装着タイヤとして採用されているというのも納得の仕上がりになっていた。

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