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2016/11/17

トヨタ、スマートフォンアプリを活用した「ながらスマホ運転」事故防止プロジェクトの取組結果を発表

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 トヨタは1115日、株式会社コメダ(本社:愛知県名古屋市/代表取締役社長臼井興胤、以下コメダ珈琲店)と、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長田中孝司、以下 KDDI)と協力し、愛知県におけるスマートフォンアプリ「Driving BARISTA」を活用した「ながらスマホ運転」事故防止プロジェクトの取り組み結果を発表した。

  この取り組みは、愛知県内で自動車を運転される方に安全運転を促すことを目的に、「ながらスマホ運転」をしないで一定距離走行すると、コーヒー無料券と引き換えが可能になるというもの。同プロジェクトは、アプリのダウンロードが開始された16920日から106日まで実施され、本アプリ上での蓄積走行距離は約260km、地球約65周分に相当するものとなった。

 

 今回の取り組みについて、トヨタBR J-ReBORN室主査の西内律子氏は、「実際にアプリをご利用いただけた方以外にも、SNS等を通じて多くの方々からの反響をいただき、安全運転への意識向上に貢献できたことをうれしく思う。これからも交通事故死傷者ゼロの社会を目指して、様々な取り組みを行っていきたい。」とコメント。

 また、愛知県警察本部交通総務課 交通事故対策室長の飯田悟氏は、「本プロジェクトとの因果関係までは分からないが、プロジェクト開始前17日間と走行距離蓄積期間の17日間で比較すると、運転中の携帯電話使用等違反の検挙数が15%程度減少した。スマートフォンのアプリを活用するという他に例を見ない取り組みで、多くのドライバーの交通安全に関する意識向上の一助となるプロジェクトだったと考えている」と述べた。

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