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2016/12/05

東京トヨペット、日本赤十字社東京都支部と共同で「災害時救護ステーション訓練」を開催

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 東京トヨペット(社長:古谷俊男)は11月26日(金)、日本赤十字社東京都支部(支部長:小池百合子/以下、日赤東京支部)と共同し、震度7の地震を想定した災害発生時の「救護ステーション訓練」をカーテラス深川店敷地内(江東区千石)で実施した。

 東京トヨペットは2015年、防災・減災事業や救護活動を日赤東京支部と共同で取り組むことを目的とした「災害時地域救護活動に関する協定」を締結。これまでも社員を対象にした「救護スキル研修会」を行なってきた。また、災害時には店舗を一時避難所や救護活動の拠点として提供することになっており、今回はその一環として実際に新車販売店の店舗を使った訓練を地域住民、来店者の参加のもと初めて実施した。

 

 訓練はまず、屋外の広い駐車場を使い、救護所となる6m×6mのエアー式テントの設営が行なわれた。停電時を想定し、電力の供給はプリウスPHVを活用。テントに空気を送り込む電動ブロワーにより1分弱で設営を完了させた。日赤東京支部・救護チームスタッフは「足踏みポンプなどの人力では、設営に30分以上時間がかかってしまう。プリウスPHVに蓄電された電気を使えば、発電機のように騒音もなく迅速に救護テントが設営できる」と説明。さらに災害時には備蓄品の提供、PHVなどから電力を賄い被災者の一次滞留施設として店舗の明かりを灯し続けるといった自動車販売店だからこそ可能な活動内容も紹介された。

 

 続いて、救護所で行なわれるけが人の搬送や災害救護を模したデモンストレーション、場所を店内に移し、応急手当てやAED(自動体外式除細動器)の使い方、新車PR用の幕を利用してけが人を搬送する方法など、災害時に役立つ応急救護が学べる救護スキル教室が行なわれた。さまざまな体験を終えた参加者たちには、最後に非常食の炊き出しが提供され、和やかな雰囲気のなか訓練は閉幕した。

(カーテラス深川店のスタッフも参加した救護スキル教室)

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