プロ野球シーズンオフの恒例行事の一つ、ヤナセ・ジャイアンツＭＶＰ賞の贈呈式が12月５日、ヤナセ東京支店メルセデス・ベンツ東京芝浦ショールームで行なわれ、今年はリーグトップの打率と出塁率を誇り、キャプテンとしてチームを牽引した坂本勇人選手に、メルセデス・ベンツ　Ｃ１８０が贈られた。

　式典で挨拶に立ったヤナセ・井出健義社長は、今季の坂本選手の活躍を称えるとともに「この賞も来年は30回目となり、節目の年にふさわしく最近人気のＳＵＶでも…」と、来年はサプライズがあるかもしれないことを匂わせた。

　坂本選手は２０１０年に続く２度目の受賞で「今年は２位と残念な結果でしたけど、来年は優勝でＥクラスがいただけるよう頑張ります」さらに「来季は打率３割３分以上、１００打点が目標」と、来季への決意を語った。

　この賞は、読売巨人軍がレギュラーシーズンで３位以上の成績を収めた場合、最もチームに貢献した選手に対し、ヤナセ取扱車を贈るもの。１９８５年に創設され、第１回目のクロマティ氏以降、原辰徳氏、松井秀喜氏など名プレイヤーに贈られている。最多受賞は４回の松井氏。２回受賞は４名いるが２年連続受賞はいない。

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