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2017/01/28

スズキ、インドのグジャラート工場が稼働

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 スズキの100%子会社「スズキ・モーター・グジャラート(SMG)社」(本社:グジャラート州アーメダバード)は127日、グジャラート州ハンサルプールに建設していたグジャラート工場が完成し、21日より量産車の生産開始を発表した。

 SMGは、今後のインド自動車市場の伸張及びインドからの輸出拡大に備えて生産能力の確保を目的とした、100%全額出資の四輪車生産のための新会社で、20143月に設立された。

 グジャラート工場は、同州ムンドラ港に近い位置にあり、欧州、アフリカや日本を含む海外への輸出基地として活用していく。マルチ・スズキ社とは別の生産会社とすることで、両社がお互いに切磋琢磨し、インドにおけるスズキ四輪車の生産性および品質を向上させていくという。

 グジャラート工場で生産された車両は、マルチ・スズキ社に供給。生産車種は、プレミアムハッチバックの「バレーノ」で、マルチ・スズキ社の「NEXA」店にて販売される。今後マルチ・スズキ社での販売状況を見ながら生産車種を増やしていく予定。

 マルチ・スズキ社のグルガオン、マネサール両工場での2016年暦年の生産台数は1515千台で、フル生産が続いていた。今回スズキのグジャラート工場では、今後徐々に生産を軌道に乗せていき、最終的には年間の生産能力は25万台となる。

 さらに、2019年初めの稼働を目指して、グジャラート第二工場とエンジン・トランスミッション工場の建設も計画しており、第二工場完成時にはインドの生産能力は200万台となる見込みであり、拡大するインド自動車市場の需要に応えていく。

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