カーアンドレジャーニュース > アウディA3マイナーチェンジ、充実した安全装備に内外装をリニューアル
2017/02/02

アウディA3マイナーチェンジ、充実した安全装備に内外装をリニューアル

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 アウディジャパンは1月26日、A3およびそのスポーツバージョンであるS3のマイナーチェンジを発表した。

 2013年の秋から日本に導入された現行A3は、2014年に4ドアの「セダン」も加わり、国内販売で7万7000台を超える同社の最量販モデル。今回のマイナーチェンジでは、内外装のリニューアルをはじめ、アシスタントシステムの充実やパワートレインの変更など、より魅力を高めた。

(左からA3セダンとS3スポーツバック) 

 エクステリアは、アウディの象徴であるシングルフレームグリルの幅を広げ、六角形のテーマを強調するデザインを採用。フロントバンパーには左右のエアインテークの部分を中心により立体的な造形とし、ヘッドライトにもよりシャープな輪郭を付与した。インテリアは、従来のデザインを踏襲しながら、アウディTTやQ7などの上級モデルが採用している、フルデジタル多機能ディスプレイシステム「バーチャルコックピット」を選択可能とした。

(フルデジタル多機能ディスプレイシステム「バーチャルコックピット」)

 パワートレインは、1・8TFSIを搭載していたフルタイム4WDのクワトロに、アウディ独自の燃焼方式「Bサイクル」を採用した2・0TFSIエンジンを新たに搭載した。このBサイクルエンジンは、ミラーサイクルの原理を取り入れたもので、すでにアウディA4にも搭載されているもので低燃費と高パワーを両立させるもの。Sトロニックも6速から7速へ変更し、JC08モード燃費は従来の14・8㎞/ℓから16・0㎞/ℓへと向上している。

(アウディ独自の燃焼方式「Bサイクル」を採用した2・0TFSIエンジンを新たに搭載)

 さらに、安全性能も飛躍的に向上。アシスタントシステムは、ブレーキやアクセルをシステムが自動制御して車間距離を一定に保つ「アダプティブクルーズコントロール」をはじめ、追突防止/歩行者保護のための自動ブレーキを含めた「アウディプレセンスフロント」を全モデルに標準装備した。このほかにも、車線維持操作を助ける「アウディアクティブレーンアシスト」をはじめ、車線変更時の危険を減らす「アウディサイドアシスト」、渋滞時のドライバーの負担を軽減する「トラフィックジャムアシスト」といった先進システムも選択可能となっている。なお、今夏以降には、この3点がセットになったセーフティパッケージも設定される予定としている。

週刊Car&レジャーについてはこちら→http://www.car-l.co.jp/

 

Facebookで更新情報をチェック!