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2017/02/25

ナカジマレーシング、スーパーフォーミュラ参戦体制を発表

osaki
カーアンドレジャーニュース

 ナカジマレーシングは2月20日、新たにインドのITサービス企業「タタ・コンサルタンシーサービシズ(TCS)」が冠スポンサーとなり、「TCSナカジマレーシング」として全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦すると発表した。

 TCSは、昨今増加傾向にあるレーシングマシンが生成する膨大なデータに対し、ナカジマレーシングと協業することで、IoTや人工知能の活用を通してデータ分析の効率化や精度の向上を目指す。具体的にはこれから共同作業をはじめ、3月までにTCSの技術者をナカジマレーシングに派遣し、どのようなデータが入手できるかを検討するという。

 TCSとの協業について、中嶋悟総監督は「強力なパートナーを得ることができた。お互いの強みを活かし、多角的な視点からモータースポーツのさらなる発展を目指したい」と、今シーズンの意気込みを語った。

 2台体制での参戦で、ドライバーは昨シーズンに引き続き中嶋大祐と、F1の参戦経験を持つインド人ドライバー、ナレイン・カーティケヤンが新加入した。中嶋は「TCSがパートナーになったことで、エンジニアリングの部分が強化できる」と、協業による相乗効果に期待を寄せた。また、新チームメイトのカーティケヤンについては「F1での経験もあり、40歳で現役として活躍しているのもすごい。吸収できるものはすべて自分のものにしたい」と貪欲な姿勢を見せた。

 新加入のカーティケヤンは「日本でまた走れてうれしい。TCS、ナカジマレーシング、大祐の力になりたい」とサポートを約束。新たなパートナーとドライバーをという強力な布陣で、チームは2010年以来のシリーズチャンピオンを目指す。

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