ホンダは3月31日、航空機事業子会社であるホンダエアクラフトカンパニー(Honda Aircraft Company、以下HACI)が中華人民共和国の上海虹橋国際空港(Shanghai Hongqiao International Airport)で、4月11日(火)から13日(木)まで開催されるアジア最大のビジネス航空ショー(Asian Business Aviation Conference and Exhibition, 以下ABACE)において、小型ビジネスジェット機「HondaJet」を初出展すると発表した。 

 HACI社長の藤野道格は、「中国を含めたアジア地域の方々からHondaJetへ強い関心が寄せられています。ABACEというアジアで最も重要なビジネス航空ショーに出展して実機をご覧いただくことで、HondaJetへの注目度がさらに高まることを期待しています。今回、HondaJetの革新的なデザインや広くモダンな室内を、来場者の皆様に直接お見せすることができるのを大変うれしく思います」と語った。

 HondaJetは、Hondaが機体およびエンジンの両方を基礎から開発した小型ビジネスジェット機。主翼上面のエンジン配置や自然層流翼型、一体成型複合材胴体などHonda独自の技術を採用することにより、クラス最高水準（Honda調べ）の最高速度、最大運用高度、上昇性能、燃費性能および室内サイズを実現した。現在は、カナダとメキシコを含む北米、欧州および中南米で販売されている。

週刊Ｃａｒ＆レジャーについてはこちら→http://www.car-l.co.jp/