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2017/03/11

日産、欧州向け「キャシュカイ」の一部仕様を向上、ジュネーブモーターショーで世界初公開

osaki
カーアンドレジャーニュース

 日産自動車は、仕様を向上したクロスオーバー「キャシュカイ」をジュネーブモーターショーで初めて公開した。今回の改良ではエクステリアデザインをリフレッシュするとともに、インテリア品質及び走行性能を向上させた。

 今回の変更から最上級グレード「Tekna+(テクナプラス)」を追加。 肌触りの柔らかな高品質ナッパレザーを使用したシートのセンター部分に立体的なプレミアムキルティングを施すことで、よりラグジュアリー感を高めている。

 日産車の最新デザインを採り入れたD型ステアリングには、クロームインサートを追加し、方向コントローラーを搭載することで、より直観的なコンビメーターディスプレイの操作が可能となり、ドライバーが前方から目線をそらす時間を低減している。DABデジタルラジオと衛星ナビを備えた日産のインフォテイメントシステム「NissanConnect」にも改良を加え、新たなユーザーインターフェースを搭載。 また、同車種としては初めてシャークフィン型ルーフアンテナを標準搭載している。

 エクステリアは、日産「ブーメランランプシグネチャー」デザインを強調するヘッドランプは、さらに改良を施したブーメラン型デイタイムランニングライトを採用し、リヤコンビランプにはブーメラン型に縁取った3D(スリーディメンショナル)リヤランプのレンズ効果がその形を際立せた。

 足回り、ダンピング、ステアリングシステムを改良することで、同車の強みである「力強い走行性能」を強化し、洗練された走りを加えた。その他、吸音材の使用を最適化、リヤガラスの厚みを増したことでキャビン内のロードノイズやエンジン音、風切音を低減した。航空業界で使用されるボルテックスジェネレーターのデザイン技術をアンダーサイドに取り入れることでエアフローをコントロールし、空気抵抗を低減。また、空気抵抗の低減を最大限に引き出すように最適化された新型合金ホイールを17、18、19インチで揃えている。

 クラストップの空力抵抗値(Cd値)0.31という高い空力性能を維持するとともに、6速マニュアルトランスミッションと1.5リッターdCi110ディーゼルエンジンではCO2排出量が1キロ当たり99gと、環境性能においてもセグメントリーダーの地位を維持。こうした技術により低いランニングコストを実現している。

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