一般社団法人日本マリン事業協会では３月２日から５日までの４日間、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜と横浜ベイサイドマリーナで国内最大級のマリンイベント「ジャパンインターナショナルボートショー２０１７」を開催した。

 今年は、「海・心満たされる時間・・・」をテーマに国内外から２１８社・団体が出展。２０１７年のニューモデルを中心に、ボート、ヨット、水上オートバイ、カヤックなど２１３隻、マリンエンジン92基が展示され、来場者数は約５万２千人を記録した。

 第１会場のパシフィコ横浜会場（屋内展示）は、多彩な企画展示をはじめ、ライブミュージックやタヒチアン&フラダンスショーもメインステージで実施。企画展示では、ヤマハ発動機、カワサキ、ＢＲＰのＰＷＣメーカー３社による共同企画コーナーとして水上オートバイのニューモデルや関連製品、イベント情報などＰＷＣの魅力が発信された。このほかにも、車載移動でドライビング&フィッシングを提案する“スモールボート”、ファッションやリラクゼーションなどで海のあるライフスタイルの質をさらに高めるマリンライフスタイル、オリンピックセーリング競技応援プロジェクトなどが行なわれた。

（ボートショー2017グランプリの表彰式）

 さらに、会場では年間を通じて最も優秀なボートを選定する、日本ボートオブザイヤー２０１６も発表され、多くの優秀なボートの中からトヨタのＰＯＮＡＭ－28Ｖがグランプリを獲得した。

 一方、メインステージでは３月３日に夜のボートショーを楽しむプレミアムナイトとしてライブミュージックを開催。ブレッド&バターの岩沢幸矢さんとジャズシンガーのビオリカさんが出演し、会場を大いに盛り上げた。

 第２会場の横浜ベイサイドマリーナは、最大全長20ｍのボートをはじめ、ボート39隻、ヨット12隻の計51隻の大型ボート、ヨットを係留展示。さらに、３・４・５日には大型ボートでの東京湾航海講座やヨットでのセーリング体験、ボート免許実技の教習艇を使った体験プログラムが実施され、大勢の来場者がマリンレジャーでのひとときを楽しんだ。

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