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2017/04/22

メルセデス・ベンツ、コンパクトなボディにSUVの魅力を凝縮した「GLE」

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 メルセデス・ベンツ日本は4月19日、コンパクトSUV「GLA」に初のマイナーチェンジを実施した。新型では、SUVのスタイリングを一層際立たせたデザインを採用したほか、駆動力と燃費性能を両立した2・0ℓターボエンジンを新搭載。また、GLA220 4マティックをラインナップに追加し、さらに魅力を高めた。

 2013年のフランクフルトモーターショーでデビューしたGLAは、Aクラスをベースにした車高1550㎜以下のコンパクトなボディサイズが特徴のSUV。初のマイナーチェンジを受け、今年1月のデトロイトモーターショーでワールドプレミアされたモデルが日本市場へ導入される。

ラインアップは、エントリーグレードのGLA180をはじめ、新設定のGLA220 4マティック(9月以降に発売予定)、受注生産のみのGLA250 4マティック、そしてトップパフォーマンスを誇るメルセデスAMG GLA 45 4マティックとなる。なお、GLA180スポーツやGLA250 4マティックオフロード等、一部モデルは廃止となった。

(上質なインテリア)

■SUVのスタイリングを強調したデザイン

 エクステリアは、オフロード特性を強調するダイナミックなデザインを採用した。同社のSUVモデルに多く採用されているパンチドグリルを強調したほか、フロントとリヤのバンパーにアンダーガードをモチーフとしたデザインでSUVらしさを際立たせた。また、リヤコンビネーションランプには新型Eクラスと同様に「クリスタルルック」を搭載。後続車からの視認性を高めるとともに発光量を調整することで眩惑を予防する。

 ボディカラーは、SUVらしさと華やかさを両立した「キャニオンベージュを」はじめ、個性豊かな3色を追加設定。このほか、ボディ全体の空力性能の最適化を図り、SUVモデルでは低いCd値0・29を実現した。

(メルセデスAMG GLA45 4マティック)

 一方、最上級グレードの「メルセデスAMG GLA45 4マティック」はデザインを一新。フロントマスクは、AMGツインルーバーと大型化したエアインテークを特徴としたほか、フロントスプリッターからサイドスカート、4本のフィンを備えたリヤディフューザーまでをシルバークロームで仕上げ、SUVのスタイリングを一層際立たせた。

■パワートレーンも豊富なラインナップ

パワートレーンは、全4タイプを設定した。GLA180には、最高出力122PS/最大トルク200Nmを発揮する1・6ℓ直4ターボ(JC08モード燃費=16・4㎞/ℓ)。GLA250 4マティックは従来から定評のある、同211PS/350Nmの2・0ℓ直4ターボ(同14・2㎞/ℓ)を引き続き搭載。このエンジンに改良を加え、同184PS/300Nm、JC08モード燃費16・4㎞/ℓとした2・0ℓ直4ターボを新設定のGLA220 4マティック(写真右)が搭載する。

 また、最上級グレードに搭載される2・0ℓ直4ターボは、同381PS/475Nmのパワフルな動力性能を備えている。加えて、標準で装備されている「AMGダイナミックセレクト」に新しく「レース」モードが追加。これは、センターコンソール上のコントローラーを操作して五つの走行モードを選択でき、モードに応じたシフトプログラムやエグゾーストシステムを含むエンジン特性を体験できる。

■最新鋭の安全支援システム

 最新鋭の安全運転支援システムをGLA全モデルに共通してラインアップした。自動緊急ブレーキで衝突を回避または被害軽減する“アクティブブレーキアシスト”をはじめ、長時間走行時にドライバーの疲労や眠気を70以上のパラメーターで検知して注意を促す“アテンションアシスト”、駐車時のストレスを軽減する“パーキングアシストリアビューカメラ”、縦列駐車や並列駐車時にステアリング操作を自動的に行う“パーキングパイロット”を全車に標準装備している。このほかにも、最新の安全システムがセットになった“レーダーセーフティパッケージ”が標準装備(GLA180を除く)され、優れた安全性と高い快適性を実現した。

(両手がふさがっていても、ラゲッジルームの開閉が可能なフラットトランクオープナーも全車標準装備)

【希望小売価格】GLA180=398万円▼GLA220=449万円▼GLA250=513万円▼AMG GLA45=792万円

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