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2017/05/10

パナソニック、SSDポータブルカーナビゲーション「ゴリラ」3機種を発売

osaki
カーアンドレジャーニュース

 パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、SSDポータブルカーナビゲーション「ゴリラ」の新製品3機種を2017年6月中旬より発売すると発表した。

 新機種は、GPS等の測位衛星とジャイロからの情報を基に、より正確に現在地を測位する新開発の「Gロケーション」を搭載し、複雑化する都市部の道路網でも高いナビゲーション精度を実現する。

 最上位機種CN-G1100VDは、道路マップ無料更新に3年間対応。2020年夏に東京で開催されるオリンピック・パラリンピックに向けて整備される主な新規開通道路もカバーし、快適ルートで目的地に案内。また、交通情報サービス「VICS WIDE」を活用した「スイテルート案内」機能を搭載し、交通状況の変化に合わせて渋滞を避けたルートを自動で探索する。

 従来のゴリラは、一般的なポータブルカーナビが行うGPS衛星からの信号を使った現在地測位に加え、ロシアの「グロナス」と日本の準天頂衛星「みちびき」を利用し、さらに衛星信号が届きにくいところでも、継続測位を可能とする独自開発の「Gジャイロ」を搭載することで、高度な現在地測位精度を実現。2017年度の新製品では、このGジャイロに加え、より高度に現在地を測位する新たな集積演算回路(CPU)を採用し、Gジャイロからの情報を最適化処理した上で衛星信号とあわせてメインCPUで処理を行う新測位システム「Gロケーション」を搭載した。

 これにより、高架下道路、高速道路と一般道の上下並走、および高架道への一般道からの進入等、特に都市部で複雑化する道路網でもより正確に現在地を知らせることができ、高いナビゲーション精度を実現するとしている。

 また、2020年夏まで道路マップ無料更新に対応しており、2020年夏に東京で開催予定のオリンピック・パラリンピックに向けて整備される主な新規道路もカバーできる。インターネットから更新用データをダウンロードし、SDメモリーカード経由でナビゲーション内の道路データ・音声案内データ・案内画像データを更新。更新用データは年6回発行予定で、高速道路や国道などの幹線道路が新たに開通した場合でも、素早くナビゲーションの地図に反映できる。

 価格はいずれもオープンプライスとなっている。

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