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2017/05/11

ジープグランドチェロキー、日本のエコカー減税対象車に認定

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 FCA US LLC.およびFCAジャパンは510日、ジープ・ブランドのフラッグシップモデル「Jeep® Grand Cherokee(ジープ・グランドチェロキー)」が、日本のエコカー減税対象車となることを発表した。なお、米国ブランドのガソリンエンジン乗用車の中では、「Jeep® Cherokee Trailhawk(ジープ・チェロキー・トレイルホーク)」に続く認定となった。

 

 ペンタスターV6エンジンを搭載したグランドチェロキーの「ラレード」、「リミテッド」、「サミット」3グレードは、エコカー減税対象の認定取得に必要な燃費・排ガス基準に適合。これにより自動車取得税は20%軽減、自動車重量税は25%軽減となる。

 

 ペンタスターV6エンジンには、2段階可変バルブタイミング装置(VVL)を搭載し、燃費性能を向上。これにより、ドライバーがより大きなパワーを必要とするまで、バルブリフトを少なくするよう設計され、パワーが必要となった時はバルブリフトを増やすことでより多くの空気をシリンダーに送り、結果としてエンジンのポンピングロスを抑制する。

 

 このエンジンと、スムーズなシフトを実現するグランドチェロキーのトルクフライト8速オートマチックトランスミッションの組み合わせ、START&STOPシステムの設定が燃費向上に貢献し、さらに低排出ガス認定レベル☆☆☆☆を取得できたことが、今回のエコカー減税達成の要因となった。

 

 ジープ・ブランドを統括するマイク・マンリーは、「今回のエコカー減税獲得により、グランドチェロキーが持つSUVのフラッグシップとしての位置づけが改めて確認された。チェロキーに続く今回の達成は、オフロード走行同様に、ジープだけがジープを追うことができることを示している」と語った。

 

 ジープは現在の日本で最も販売台数の多い米国ブランド車。日本でのジープ新規登録台数は2016年に9,388台の過去最高に達し、前年度比31.7%の大きな成長を遂げると共に、2019年までに年間1万台というジープの目標を大きく上回るペースを達成。また、日本市場でのジープ販売の成長と同様、世界全体でのジープ販売台数も対前年比9%増の142万台を達成している。

 

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