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2017/05/12

三菱ふそう、川崎工場に日本初の電気トラック用急速充電設備を開設

osaki
カーアンドレジャーニュース

 三菱ふそうトラック・バスは、電気小型トラック「eCanter」の量産開始を前に、川崎工場内に充電インフラとして、日本初の電気トラック用急速充電設備を開設した。

 これを記念した式典では、政府関係者、川崎市など関係者を招き、開設を祝った。同社のマーク・リストセーヤ社長は「今後電気トラックが今後の都市内の配送を担うと確信しています。2010年から電気トラックの開発試験を行って参りましたが、今年9月に“eCanter”を発表します。そして、三菱ふそうは、電気トラック分野におけるフロントランナーとなります。また、東京のような巨大都市において、このような充電設備は、電気トラックの普及に欠かせないものとなります。当社は、日本政府、充電設備の普及に協力いただけるパートナーの方々、そして電気トラックを導入いただくお客様とともに、地球環境の改善に努めてまいりたいと思います」と述べた。

現在、日本国内の電気自動車向け急速充電設備は、約7000箇所(CHAdeMO協議会調べ 2017年1月11日現在)設置されている。その多くは、乗用車向けとして、商業施設、高速道路のサービスエリアなど幅広い場所に設置されている。同社は、今後量産を予定している電気トラック「eCanter」の販売を前に、日本国内で初めて電気トラック用の急速充電設備を川崎工場内の2か所に設け、電気トラックユーザーができる環境を整えた。

川崎工場電気トラック向け急速充電設備 概要 

名称:                   EV Power Charger(EVパワーチャージャー)

住所:                   川崎市中原区大倉町10(三菱ふそうトラック・バス株式会社川崎工場内)2か所

稼働時間:            24時間(予定)

充電器仕様:        CHAdeMO方式(出力: 50kW, 直流50-500V, 125A)7台、

                          CHAdeMO/COMBO方式併用 (出力:50kW, 直流50-500V 125A)1台

充電スペース:      小型トラック用 4台×2か所

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