ルノー・ジャポンは５月11日、コンパクトクロスオーバー「キャプチャー」に、上質感やインフォテイメント機能を高めた特別仕様車２グレードを発売した。

　特別仕様車は、上級グレード「インテンス」がベースの「プレミアム」と、エントリーグレード「ゼン」がベースの「エクスプレッション」で、プレミアムのシートは、ベースモデルのファブリックからレザーに変更するとともに、前席にはシートヒーター機能を装備。また、レザーステアリングのほか、ドアトリムの一部とパーキングブレーキレバーのグリップ部にもレザー素材を採用し、高級感あふれる内装とした。外観では、18インチアルミホイールがスポーティなイメージを高めている。

　一方、エクスプレッションは、ベースグレードでは未装着のインフォテイメント機能を強化。スマートフォンをインフォテイメントシステムとして活用できる、ルノー車専用の無料アプリ「Ｒ＆ＧＯ」に対応したオートラジオを装備した。なお、このオートラジオはプレミアムにも装備される。

　また、ボディカラーは、どちらも専用色、モノトーンと２トーンを選択できるのが特徴となっている。

　この特別仕様車について、同社プロダクトプランニング部の近棟伸那氏は「個性的でエレガントというキャプチャーの特徴を伸ばし、より上質感を高めることをコンセプトとした」と説明。また「キャプチャーは我々にとって重要なモデルで、ボーナス商戦に向けて特別仕様車を設定した」と導入の背景を語った。

　【希望小売価格】
　プレミアム＝２６６万円／エクスプレッション＝２５４万円　※２トーンのみ別途３万２４００円

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