カーアンドレジャーニュース > フェラーリ「812スーパーファスト」ジャパンプレミア、V12エンジンの歴史に新たな一歩を刻む
2017/05/25

フェラーリ「812スーパーファスト」ジャパンプレミア、V12エンジンの歴史に新たな一歩を刻む

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 フェラーリ・ジャパンは5月23日、2017年のジュネーブ国際モーターショーでワールドプレミアされた「フェラーリ812スーパーファスト」を日本で初公開した。

 812スーパーファストは、今年創設70周年を迎える同社とともに歩んできたV12エンジンの歴史に新たな一歩を刻むモデル。1947年にリリースされた1・5ℓV12エンジンを搭載する125Sから、今日に至るまでの歴史の中でトップの最高出力800CVを誇るとともに、数々の革新的技術が搭載された。

 搭載するパワートレーンは、6・5ℓV型12気筒エンジン。8500rpmという高い回転数で最高出力を発生し、1ℓ当たりの出力は123CV。最大トルクは718Nm/7000rpmで、その80%以上を3500rpmから発生させることで低回転域でのドライバビリティーとピックアップを高めた。

 

 また、車両の卓越したポテンシャルを引き出すことを目的に、フェラーリ初の電動ステアリング(EPS)を導入した。さらに、搭載するバーチャルショートホイールベース2・0システム(PCV)は、前輪の電動操舵アシスタンスと、タイヤサイズと後輪操舵に基づくメカニカルコンセプトと組み合わせて機能させる。

 インテリアは、スポーティーかつ先進的に再設計。中央のエアベントを挟むように水平に広がるダッシュループは、スタイリッシュで洗練された印象とした。新しくなったシートは、人間工学に基づきながらよりスポーティーに進化させ、周囲には新しいマンマシンインターフェースにのっとった新型ステアリングホイールをはじめ、インストルメントクラスター、エアコンディショニングユニット等が配置されている。【価格】3910万円

 

週刊Car&レジャーについてはこちら→http://www.car-l.co.jp/

Facebookで更新情報をチェック!