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2017/05/24

リアルタイム車両管理「Cariot」、危険運転動画を自動保存し、クラウドで閲覧できる新機能リリース

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 株式会社セールスフォース・ドットコムのIoCを実現するためのエコシステム「Salesforce1 IoTジャンプスタートプログラム」のパートナー株式会社フレクト(本社:東京都中央区、代表取締役:黒川幸治、以下「フレクト」)と、エコモット株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:入澤拓也、以下「エコモット」)523日、IoT事業において協業を開始した。

 コネクテッド・カー・アプリケーション「Cariot(=“Car(クルマ)”+“IoT”キャリオット)のサービスで、ドライブレコーダー端末の提供を開始。これにより、危険運転前後の動画を自動保存しクラウド上で閲覧できる機能を新たにリリースした。

 この機能は、これまでのOBD2やシガーソケットタイプではないドライブレコーダー端末を導入した企業向けに、エコモットのIoTクラウドプラットフォーム「FASTIO(ファスティオ)」と「Cariot」が連携、危険運転(急加速・急減速・急ハンドル)時の動画が自動でクラウド上に保存され、「Cariot」上の走行データから地図上の危険運転箇所でドライバーの視点状況を動画でいつでもどこでも把握できるようになる。

 これにより、これまでドライバーしか見えなかった映像やわざわざSDカード等で情報を移動しないと見られなかった、ドライバーの「今」を車両管理者の方々が確認でき、タイムリーな現場の状況把握、上長への報告による業務効率化や、危険運転時の動画を元にドライバーの運転指導ができ、安全性の向上を実現した。

 

■リアルタイム車両管理「Cariot」とは

 車両にデバイスを差し込むだけで、インターネットやクラウドにつながるアプリケーション。クルマの幅広いデータの取得ができるため、属人的な管理に頼ることが多かった車の情報を可視化し、そのデータを元にコンプライアンス強化、安全性向上、コスト削減や業務効率化をすることができる。

 同アプリケーションは2015年秋より営業車両やバスの運行管理で利用実積を積み重ね、2016年から建設・物流業務を中心に「作業の効率化」や「コスト削減」の目的で利用されている。幅広い業界での導入数の増加を踏まえ、米国セールスフォース・ドットコムが運営するビジネスアプリケーション世界最大のマーケットプレイス「AppExchange」に公開、提供している。

 

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