カーアンドレジャーニュース > 新・夏の全館イベント「トヨタ博物館夏フェス!2017」を開催
2017/06/22

新・夏の全館イベント「トヨタ博物館夏フェス!2017」を開催

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 トヨタ博物館(愛知県長久手市)では、715日(土)から109日(月・祝)まで、新しく夏の全館イベント「トヨタ博物館夏フェス!2017」を開催する。

 昨年まで過去10回にわたって開催した「はたらく自動車」展の内容を刷新し、他の関連イベントも組み合わせ、館全体を自動車文化体験の場とする、大人も子どもも楽しめるイベントとした。

 イベント構成は、企画展、屋外展示・実演、児童向け工作教室の3本柱。企画展は「はたらく自動車再発見!」をテーマに身近な乗り物であるタクシーを取り上げ、日本のタクシーの歴史や海外の事例、さまざまなサービスの内容などを紹介して大人の関心にも応える内容となっている。加えて、サブ展示として子どもの人気が高いパトカーや消防ポンプ車、小型バスを展示する。

 屋外展示・実演は「体感!まもる・たすける・ささえる」をテーマに従来の実車を使った機能実演に加えてミニ運転レッスン、災害派遣に活躍する自衛隊車両展示、次世代モビリティ試乗など、社会の関心が高い内容を加えて充実させた。

 工作教室は「学ぼう!キッズ・ラボ」と名づけ、7月と8月の毎週末に開催する。水素燃料電池教室、リニアモーターづくり、木でつくり走らせるウッドカー・チャレンジ、科学の仕組みを学ぶなぜなにレクチャーを通じてクルマへの関心喚起、社会課題への意識醸成、科学や動力の理解促進を主な狙いとしている。併せて幼児向けにはライブラリーで絵本を使ったワークショップも開催する。

 なお、ウッドカー・チャレンジでは、木のクルマや走行コースの材料にトヨタ自動車が所有するトヨタ三重宮川山林の間伐材を使用しており、同時に環境への取り組みをパネルで紹介するなど環境問題等の社会課題への意識醸成にも力点を置いた。

 今回の夏フェスを契機として、トヨタ博物館では自動車の紹介だけではなく、トヨタ自動車が取り組んでいる交通安全や環境問題等に向けた社会貢献活動の活動も紹介しながら、自動車文化の発信強化に努める。なお、715日(土)から831日(木)は小学生の入館を無料となっている。

 

週刊Car&レジャーについてはこちら→http://www.car-l.co.jp/

Facebookで更新情報をチェック!