カーアンドレジャーニュース > フィアット、「500X」の仕様を向上させたマイナーチェンジを実施
2017/07/03

フィアット、「500X」の仕様を向上させたマイナーチェンジを実施

osaki
カーアンドレジャーニュース

 FCAジャパンは、「フィアット500X」に装備を充実させる仕様変更を行い、販売を開始した。

 2015年10月にフィアット・ブランド初のスモールSUVとして登場した500Xは、現行500および往年の500の流れを汲んだデザインと、優れた居住性や利便性、さらに衝突リスクを軽減する自動ブレーキ(クラッシュミティゲーション付前面衝突警報)といった先進の安全装備を備えた5ドアモデル。今回のマイナーチェンジでは、500Xの機能装備をさらに充実させた。

 500Xに設定されるグレードは3タイプ。必要十分な機能装備を持つ4×2モデルの「Pop Star」と、レザーシートをはじめとする装備の充実により質感を高めた「Pop Star Plus」、専用エクステリアや9速AT、ルーフレールなどによりクロスオーバーの魅力を高めた四輪駆動モデルの「Cross Plus」となる。

 Pop Starには、これまで設定のなかったバイキセノンヘッドランプやクラッシュミティゲーション(衝突被害軽減ブレーキ)付の前面衝突警報、レーンデパーチャーウォーニング(車線逸脱警報)を新たに標準装備することで、上級グレードにせまる安全性を確保。さらに外装には新デザインの17インチアロイホイールを採用し、内装はセンターコンソールの意匠を新しくしたほか、これまでブラック/ダークグレーのみだったシートカラーに新たにアイボリー/ダークグレーを設定するなど、質感の向上を図っている。

 Pop Star PlusとCross Plusには、従来標準設定されていた衝突被害軽減ブレーキなどの安全装備に加え、新たに標準設定モデルでは初となるアダプティブクルーズコントロール(ACC)を採用。レーダーセンサーにより前方車両を認識し、一定の車間距離を保ちながら自動で速度を調整するACCの標準化により、特に長距離移動においてドライバーの負荷や疲労を軽減し、より安全で快適なドライブを実現する。さらにシートカラーについても、従来のブラウン/ダークグレーの色調を変更したほか、新たにブラック/ダークグレー内装を設定している。

 また、ボディカラーに新色のベージュ カプチーノを設定。さらにPop Star Plusには三層パール仕上げパールペイントのイエローを新たに設定(オプション)した。

 価格は288万3600円~339万1200円。

 週刊Car&レジャーについてはこちら→http://www.car-l.co.jp/

Facebookで更新情報をチェック!