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2017/08/10

KTグループ2社がヨコハマ・ヒューマン&テクノランド2017に出展、運転をあきらめない、移動の喜び・安心を実現するサポートとサービスを訴求

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 KTグループの神奈川トヨタ自動車(市川英治社長)とトヨタレンタリース神奈川(尾崎千登志社長)は7月28日と29日、ヨコハマ・ヒューマン&テクノランド2017(パシフィコ横浜、主催・横浜市リハビリテーション事業団)に出展し、トヨタの福祉車両、トヨタウェルキャブシリーズの中から2台を展示したほか、三つのテーマによる「体験イベント及びトークショー」を両日2回開催した。

 今回は、①運転補助装置を装備したレーシングカーにより、健常者と混成でモータースポーツを楽しむ「(もっともっと本気で遊ぼう!)バリアフリーレーシングカー、②人気のレーシングゲームを障がいのある方が楽しめるように運転補助装置を使って操作できるようにした、(自分にあった装置でトップを目指せ!)ゲームwith運転補助装置シミュレーター、③高齢者や障がい者に安全で優しいご存知ですか?、という三つのテーマによる体験イベント&トークショーを行い〝運転をあきらめない〟ことを幅広く訴求し、来場者のさまざまな相談にも対応した。(写真トップ:ゲームwith運転補助装置シミュレーターのトークショーの様子)

 障がいのある方々が日常生活で、健常者と同様にクルマを安全・安心かつ円滑に利用でき「移動の自由」を享受できれば、障がいのある方のQOL(生活の質)は大きく向上する。それをサポートする一つが、トヨタウェルキャブシリーズである。

 また、一般的には障がいのある方が独力で、多種多様な福祉車両・福祉用具の中から自らの状況に最適な商品を選び、移動の自由を実現するまでには医療(リハビリ)、福祉用具、車体架装などそれぞれの専門性にわたったサポートが必要で、効率的に実現するには難しい状況だ。

 神奈川トヨタでは、障がい者・高齢者を対象とする福祉車両専門部署として本部にウェルキャブ室を設置し、福祉車両と用具、障がい者と高齢者介助などの専門集団として、福祉車両の仕様、架装選択のサポートや店舗支援を行ってきた。現在、それをさらに高める活動として、より良い「移動の自由」の実現にはクルマ販売以外の各専門関係者との連携、協働が重要との考えから「ツナゴー294(フクシ)」を立ち上げ、医療機関等に呼びかけ、病院との連携、協働にむけた関係構築と関係性強化を推進しようとしている。

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