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2017/08/29

「バイクの日(8月19日)スマイル・オン2017」開催し、国内二輪メーカー4社による合同記者会見実施

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 日本自動車工業会(西川廣人会長)と日本二輪車普及安全協会(伊東孝紳会長)は8月19日、サナギ新宿イベントスペース(東京・新宿)にて「バイクの日(8月19日)スマイル・オン2017」を開催した。また、同イベントに先立ちヤマハ、ホンダ、カワサキ、スズキによる4社合同記者会見を行い、二輪車市場の販売動向や二輪車産業の成長戦略として掲げられた“二輪車産業政策ロードマップ”の進捗状況が報告された。

 合同記者会見には、ヤマハ発動機の柳弘之社長をはじめ、各社から幹部が出席。排気量51CCを超える自動二輪車の販売について、二輪車特別委員会副委員長の渡部克明氏(ヤマハ)は「2016年の販売は、原付二種、軽二輪、小型二輪の全体で21万台超えを堅持。2017年の上半期では、軽二輪が前年比119,9%と好調な動きを見せた。その要因は、スーパースポーツやフルカウルスポーツなどロードスポーツモデルに人気が出ていること。特にこの排気量帯は20代のエントリー層の購入が多く、今後の伸長率も期待している」と述べ、続けて「一方、原付一種は日本の生活交通を支える交通手段として普及してきたが、少子化やモビリティの多様化等の影響を受け、2016年は前年比84%の16万2130台。12年から16年まで年々縮小傾向にある」と説明した。

(ヤマハ、ホンダ、カワサキ、スズキによる4社合同記者会見)

 また、二輪車産業政策ロードマップからは、小型限定(125CC)免許取得にかかる日数を法令上最短3日のところ、週末の2日間で取得できる制度を申請しているほか、二輪車専用のETC割引「首都圏ツーリングプラン」等を説明し、二輪車の利用環境向上に向けた取り組みを紹介した。

 バイクの日スマイル・オン2017は、二輪車ユーザーをはじめ、広く一般の人にも交通安全意識の啓発とバイクの日の認知度向上を図るとともに、バイクの楽しさ・魅力を感じてもらうことを目的としたもの。

 

 メインとなるステージイベントには、お笑いタレントの千原ジュニアさんとタレントの南明奈さんによるバイクとライフスタイルをテーマにしたゲストトークショー(写真トップ)をはじめ、女性白バイ隊「クイーンスターズ」と警視庁のマスコットキャラクター「ピーポくん」が交通安全をテーマにクイズ形式のショーを実施。このほかにも、くまモンのスペシャルステージやタレントの鈴木奈々さん、モデルのパンツェッタ・ジローラモさん、ファッションディレクターの森岡弘さんがバイクとファッションについてのトークショーを実施する等、終日盛り上がりを見せた。

 また、会場内には、バイク展示やファッションディレクター森岡さんがセレクトしたファッションコーディネートも展示され、会場でアンケートに答えた来場者にはコーディネートされたウェア類がプレゼントされた。こちらもアンケート用紙がなくなるほど盛況となった。

 

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