ホンダは11月9日、会員制レンタカーサービス「EveryGo（エブリ・ゴー）」を発表した。同日から東京・横浜で開始され、12月から大阪での実施も予定されている。

　同社は、2013年11月から実証事業として「Honda Carsスムーズレンタカー」を東京地区にて展開してきた。レンタカーに、気軽に借り出せる利便性というカーシェアリングの特徴を組み合わせた同サービスをさらに発展させ、新ブランド「EveryGo」として横浜、大阪にも拡大する。

　EveryGoは、専用のウェブサイトで運転免許証の画像やクレジットカード情報などの登録をすませておけば、利用する日時と借りたい場所を検索し、予約するだけでコインパーキングなどに設置された無人ステーションから車をレンタルできる。専用の会員カードは不要でICカード運転免許証を会員証の代わりに使用。予約した車に搭載された機器に運転免許証をタッチするだけで開錠できる。

　利用は8時間からとなり、8時間以降は15分ごとに75円。加えて、15円/１㎞の距離料金が発生する。保険料とガソリン代は利用料金に含まれている。レンタカーのラインナップは、軽自動車の新型N－BOX（3780円）をはじめ、コンパクトカーのFIT（4780円）やFREED（5780円）などのミニバン・SUV、このほか福祉車両のN-BOX（3780円）も用意されている。

EveryGoホームページ https://everygo.honda.co.jp/

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