日本ミシュランタイヤは７月５日、トラック・バス用ワイルドシングルタイヤ「ミシュランＸワン」シリーズに新たにリトレッドタイヤを設定し、10月から販売開始する。

Ｘワンシリーズの特徴は、トラックの後輪に装着されるダブルタイヤのシングル化。これにより、１車軸当たり約１００㎏の軽量化を実現し、積載量を拡大。さらに、タイヤ本数が減ることでタイヤ交換やローテーション等のメンテナンスへの労力も半減するほか、廃棄されるタイヤも減り環境負荷低減にも貢献する。

新製品のリトレッドタイヤは、ＸワンＸＤＮ２リトレッド（写真右側）と、ＸワンマルチエナジーＴリトレッドの２種類を設定。Ｘワンシリーズの製品特徴に加え、ＸＤＮ２は耐摩耗性能に優れたトレッド層とケーシング内部の温度を最小限に抑えるデュアルコンパウンドトレッドを採用し、ロングライフ性能とケーシング耐久性を高めている。

一方、マルチエナジーＴはトレーラー装着に最適化。ねじれに強いウイングトレッドと石噛み防止グルーブを採用した優れた耐久性に加え、コンパウンド改良による省燃費性能を高めた。どちらもサイズは４５５／55Ｒ22・５でオープン価格とした。

日本ミシュランタイヤ、リトレッドタイヤの生産工程を公開→http://www.car-l.net/media/2018/08/03/3373

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