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2018/08/05

日本グッドイヤー2018年下期戦略発表会を開催、SUV向けオールシーズンタイヤ「アシュランス・ウェザーレディ」導入

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

日本グッドイヤーは7月30日、商品戦略を中心とした2018年下期戦略発表会を開催するとともに、新オールシーズンタイヤ「ウェザーレディ」を発表した。

同社の金原雄次郎社長は、下期の商品戦略として「基本的には、昨年と同様に冬タイヤの選択肢としてスタッドレスタイヤとオールシーズンタイヤに注力する」と説明。スタッドレスタイヤでは、20年の歴史を持つアイスナビシリーズの集大成アイスナビ7に新たに2サイズ追加し、計69サイズをラインナップした。サイズバリエーションの拡充により日本市場で販売しているタイヤサイズの約98%をカバーする。

また、オールシーズンタイヤは、「サイズバリエーションを44サイズに拡大するとともに、近年需要が伸びているSUV向けにウェザーレディを新たに導入する。これにより、履き替え不要、保管場所も不要、さらに経済的というシンプルでわかりやすいベネフィットを引き続き訴求し、さらなる認知拡大を目指す」と意気込みを語った。

8月1日に導入したアシュランス・ウェザーレディは、従来のオールシーズンタイヤのサイズラインナップでは、カバーできていなかったSUVに対応するため開発された。同製品は最新のテクノロジーを採用。従来の石油を原料としたオイルに代わり、大豆を原料とするオイルをトレッドゴムに採用すると共に、大豆オイル、ゴム、シリカによる新配合コンパウンドで、低温から高温のあらゆる路面状況で高いトラクション性能を発揮する。植物系オイルを使用することで環境にも配慮している。

また、アウト側リブに配置した「エボルビングトラクショングループ」が排水性を高め、優れたウェット性能を発揮すると共に、摩耗が進んだ後も溝となり、排水性を維持する。

(ウェザーレディのトレッド面)

グッドイヤーのオールシーズンタイヤは新製品の13サイズが追加され、合計57サイズをラインナップ。市場カバー率は約89%となる。

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