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2017/07/19

ランドローバー、新型ミドルサイズラグジュアリーSUV「レンジローバー・ヴェラール」を発売

osaki
カーアンドレジャーニュース

 ジャガーランドローバージャパンは7月11日、新型ミドルサイズラグジュアリーSUV、レンジローバー・ヴェラールとその限定モデル、ファーストエディションの受注を開始した。レンジローバー第4のモデルであるヴェラールは、イヴォークとスポーツの中間に位置し、ブランドの特徴でもあるラグジュアリーさと優れた走破性能を受け継ぎ、無駄を排除したすっきりとしたデザインを持つ。


■現代のブリティッシュデザイン
 新型ヴェラールのボディは、80%以上にアルミを採用した軽量モノコックボディ構造が採用された。外観は、なめらかな面と曲線を用い、現代のブリティッシュデザインを採用し、ランドローバー初のドアパネル格納式のデプロイアブルドアハンドルや、セグメント初となるインテリジェントハイビームアシストとアダプティブフロントライティングシステムを備えたマトリックスレーザーLEDヘッドランプなどの最新技術と、細部にこだわったクラフトマンシップが随所に組み込まれている。また、デプロイアブルドアハンドルは同ブランド史上最高となる空気抵抗係数0・32実現に大きく貢献した。

■先進性と機能性を高めたインテリア
 インテリアにもシンプルな機能美が反映され、すべてのグレードに二つの高解像度10・2インチのタッチスクリーンからなる、最新のインフォテイメントシステム、タッチプロデュオを標準装備し、ナビゲーションを表示しながら、エアコン調整やエンターテインメント機能を使用できるようになっている。二つのスクリーンはシームレスに統合され、従来のボタンやダイアル類を極限まで排除し、直感的な操作感を実現した。

 従来のレザー素材に加え、自動車業界としては初採用となるクヴァドラ社との協業により誕生した、モダンで耐久性に優れたプレミアムテキスタイルを選択することができる。この他、ヘッドアップディスプレイ(HUD)など、最新のテクノロジーを採用することで利便性を大きく高めた。

 電子制御エアサスペンション標準装着車には、速度や路面状況に応じて自動的に車高調整を行う。時速105㎞を超えると車高を10㎜下げ、時速50㎞までのオフロード走行時は、車高を46㎜上げることで、最低地上高251㎜が確保される。

■乗り降り、積み下ろしのしやすさにも配慮
 さらに、オートマチックアクセスハイト機能もあり、目的地に到着後エンジンオフあるいはシートベルを外すことで車高を10㎜、さらにドアを開くと30㎜低くなり乗降性を向上させた。さらに、リヤのみ50㎜の範囲で車高調整も可能で、ラゲッジルームへのアクセスも向上させている。

 そのラゲッジルームは容量が673㍑(5名乗車時)で、後席を折りたたむことで最大1731㍑まで拡張する。後席は4:2:4分割可能で、長い荷物を搭載することもできる。荷物で両手がふさがった時、クルマやキーに触れず車外からテールゲートの開閉操作が可能な、ハンズフリーパワーテールゲートや、ウェアラブル技術を活用したリストバンド型のキーなど、ユーザーのライフスタイルに合わせた機能が選択でき、ショッピングや長期の旅行、アウトドアなど様々なシーンで活躍できる。

■先進機能がラフロード走行をサポート
 エンジンは、ガソリンが3タイプとディーゼルが1タイプの計4タイプ。ガソリンエンジンはV型6気筒3・0㍑スーパーチャージャー(最高出力380PS/最大トルク450Nm)をはじめ、ランドローバー初搭載となる直列4気筒2・0㍑ターボ(250PS/365Nmと300PS/400Nmの2種)があり、ディーゼルは直列4気筒2・0㍑ターボ(180PS/430Nm)を揃え、それぞれのエンジンで8グレードずつ、それに限定モデル(3・0㍑のみ)を加え、全33機種の構成となる。

 ランドローバーが誇る走破性能の高さを支える技術としては、路面状況に応じてインテリジェントドライブラインダイナミクス(IDD)が備わったAWD(全輪駆動)を採用したほか、テレインレスポンス2オートが走行状況をモニターしながら、エンジン、ギアボックス、ディファレンシャル、サスペンションなどが自動的に最適な設定が選択される。

 【希望小売価格】[ディーゼル]699万円~1053万円[ガソリン]715万円~1262万円[限定車]1526万円

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