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2016/02/13

【ジャパンキャンピングカーショー2016特集】キャンパー鹿児島・オフィスカー コンセプトモデル

osaki
カーアンドレジャーニュース

キャンパー鹿児島は今回のジャパンキャンピングカーショーに合わせ、新たなコンセプトモデル「オフィスカー」を開発し出展する。同モデルは、ベッドやシンクといった装備を無くす一方で、書類を入れる棚、プリンターやPCモニターなどを装備。キャンピングカー的な使い方ではなく、法人向けに移動オフィスや現場事務所としての利用を想定して制作された。

ベース車両にはハイエース・標準ボディ・ハイルーフを採用。全幅が1695㎜で取り回しが良く、全高が2245㎜あるので、5ナンバーサイズとは思えない室内空間の広さが確保されている。

 

このコンセプトモデル最大の特徴は、家庭用エアコンと車載用リチウム蓄電池システムのクロスを搭載していることだ。ヒーターや電化製品を装備するキャンピングカーは、バッテリーや蓄電機能が昨今の課題と言われていたが、クロスは充電と放電が同時にできないというリチウムイオン電池の弱点を克服し、走行中の充電を可能にした。

 

このクロスを搭載した同モデルは、非常時のバックアップ電源の供給源となる“防災カー”としての役割を果たすほか、事務所と発電機の2役をこなすので、例えば電気の通っていない工事現場などで強みを発揮する。オフィスカーは今後法人向けに受注生産される予定。県をまたいで移動する人や、屋外での仕事が多いビジネスマンに注目してほしいモデルだ。

【車両概要】

ベース車両:トヨタ・ハイエース/レジアスエース・標準ボディ・ハイルーフ

乗員定員/就寝人数:3名/0名

登録ナンバー:1

全長×全幅×全高:4696㎜×1695㎜×2245㎜

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