【ジャパンキャンピングカーショー2016特集】キャンパー鹿児島・rem second act KULOS Ver
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大きいベッドスペースに厳選されたマットレスを備え、“安眠”を追求したバンコン「rem」シリーズ。その派生モデルとして誕生した「rem second act KULOS Ver」は、ホテルで寛いでいるような快適な居住スペースに、車載用リチウムイオン蓄電池システム「クロス」を搭載し、エンジンを切った状態でも車内への電力供給を可能としたバンコンだ。従来は、高出力の電気を必要とする家庭用エアコンなどを使う場合は、発電機などでその電力を補う必要があった。しかし、クロスを搭載したレムでは発電機を使用する必要もなく騒音や排気ガスを出さないので、従来になかった静粛性と快適性を獲得している。
室内は、ダイネットとの仕切りによって完全な個室にすることができるベッドルームを持ったレイアウトが特長だ。設えたハイマウントダブルベッドは大人2人がゆったりと就寝できる広さ。右側面には窓ガラスを取り外し、専用のFRPで作られたエクステンションボックスを架装。これによって、就寝スペースが広がり横方向に就寝することも可能になった。ベッドの下には大きな収納スペースを備え、旅行バッグやキャンプグッズなどの大型荷物も楽に収容できる。
ギャレースペースは、シンク、電子レンジなど充実した設備をコンパクトにまとめながら、圧迫感を感じさせないすっきりとした動線を確保。落ち着いた雰囲気を漂わせるインテリアは、ふたり旅にも最適だ。
また、今回のショーにあわせて内装の一部改良が実施された。要望が多かったという常設ベッドの下に照明を加え、夜間に荷物を取り出しやすくなった。さらに、カーテンにはプリーツカーテンという折り目がついたカーテンを新たに標準装備した。
こだわり抜いた就寝スペースのマットレスには、一流アスリートも使用しているという「エアー」を採用。ハイレベルなフィジカルコンディションを保つことのできる三層特殊立体構造により、敷き寝具に求められる、耐圧分散、寝姿勢保持、吸透温性、放温性、保湿性の5条件を満たし、質の高い睡眠を提供する。
搭載されるクロスもブラッシュアップが施され、自動で電源が落ちる制御を新たに採用。リチウムはスイッチを切り忘れて完全に干上がらせてしまうと充電が出来なくなってしまうので、自動で電源を落とすことでこれを回避する。
このクロスを搭載したrem second actは、エンジンをオフにしても、液晶テレビとDVDプレーヤー、エアコンを同時稼動で約10時間は電力を保つ能力を持ち、季節を問わず常に快適な空間をもたらす。また、100Vの取り出し外部コンセントがリヤサイドに設置されているため、例えばキャンプ先で音響アンプをつないで即席のライブや、ホットプレートを持ち出し屋外でお手軽調理といった使い方もできる。また、非常時にもバックアップ電源として自宅で使用できるのも心強い。
【車両概要】
ベース車両:トヨタ・ハイエース/レジアスエース・スーパーロング・ワイドボディ・ハイルーフ
乗員定員/就寝人数:5~6名/3名
登録ナンバー:8
全長×全幅×全高:5385㎜×1930㎜×2285㎜
価格:658万8000円~(税込)
ジャパンキャンピングカーショー2016特集 トップページ→http://www.car-l.net/dcmsadm/blog-preview/index/blogNum/1130
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