マセラティ初のディーゼルモデル「ギブリディーゼル」を発売
osaki
マセラティ ジャパンは、マセラティ史上初となるディーゼルエンジンを搭載したミドルサイズセダン「ギブリ ディーゼル」を発売した。
マセラティはディーゼルモデルを2013年に発表、すでに2014年から ヨーロッパ、北米など各国で販売を開始ていたが、日本市場にギブリ ディーゼルを導入し、主力モデルであるギブリのラインアップの拡充を図る。
同車には新開発のディーゼルエンジンを搭載し、マセラティ伝統のエグゾーストサウンドの魅力をさらに高めるとともに、CO2排出量の低減と優れた燃費経済性、さらに圧倒的なスポーツ性能を実現。新型3.0リッターV6ディーゼルエンジンは、マセラティ社とイタリアのVMモトーリ社が共同開発した。フェラーリF1エンジンのデザイナーを務めたマセラティ社のパワートレーンディレクター監督の下で、マセラティのために専用に開発された。

この最新エンジンは、275 psのクラス最高出力を発生しながらCO2排出量を158g/kmに抑え燃料 消費量は17.0 km/lを誇る。最大システム圧が2,000 barのコモンレール式直噴エンジンで、マルチインジェクションシステムによって、燃費と作動音を低減しながら応答性と俊敏性の向上が図られている。また可変ノズルタービンを備えた可変ジオメトリーターボチャージャーによって、エンジンは低回転域から高い出力と大きなトルクを発生することができる。2000-2600 rpmの回転域で最大トルク600 Nmを発生し(オーバーブースト時)、0-100 km/hを6.3秒で駆け抜け、最高速度も250 km/hに達する。さらにスタート/ストップシステムによって、燃費とCO2排出量をさらに最大6%低減。クルマが止まるとすぐにエンジ ンを停止させ、ブレーキをリリースし、再びクルマが動き出すときに自動的にエンジンを再始動させる。なおエンジン重量はガソリンエンジン比で約25㎏増に抑え、前後重量配分は51:49とほぼ理想的なバランスを実現している。
価格は933万円。
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