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2016/03/27
プリウスPHVを災害救護車両として寄贈 東京トヨペット
osaki
東京トヨペット(古谷俊男社長)は3月12日、日本赤十字社東京都支部にプリウスPHVを3台寄贈した。これらの車両は東京都赤十字血液センター(新宿区)、武蔵野赤十字病院(武蔵野市)、大森赤十字病院(大田区)の3カ所に配備され、日常の活動で利用するほか、大規模災害時にはハイブリッド用バッテリーから電源を供給し、非常時電源供給車としても機能する。
東京トヨペットは地域貢献が都内で事業を営む企業の責務ととらえ、1993年から社会福祉施設に累計43台の福祉車両の寄贈してきた。昨年4月からは新たな地域貢献として、日本赤十字社東京都支部と災害時地域救護活動に係る協定を締結。この協定では、都内にある100店舗が日本赤十字社の救護活動の拠点となるほか、ハイブリッド車の電源を供給することも含まれている。
同社でならなる支援強化を模索していたところ、5年前に発生した東日本大震災の避難場所では、エンジン式発電機の排気音に悩まされた人が少なくなく、PHVによる電力供給が静粛性に優れ有効なことから、今回の寄贈につながった。
同日、東京都赤十字血液センターで行なわれた車両寄贈式会場には、被災地における傷病者救護の現場を模した展示とともに、プリウスPHVの電源を利用した空気ポンプで、傷病者救護用の大型エアーテントを設営するデモンストレーションが行なわれた。
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