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2016/04/01

日産自動車・日産プリンス東京、葛飾区にe‐NV200を無償貸与 公用車や給電に活用しEV普及を後押し

osaki
カーアンドレジャーニュース

日産自動車と日産プリンス東京(高田泰伸社長)は、日産自動車が行なう「電気自動車活用事例創発事業」の一環として、葛飾区役所に電気自動車「e‐NV200」を3年間無償貸与。3月23日に葛飾区役所で、その出発式を行なわれた。

この事業は「静粛性や給電機能をいかした各種作業車両としての活用」や「災害時の蓄電池としての活用」など、良い街づくりや行政課題の解決等の一助となる電気自動車(EV)の活用方法を考案した自治体に対し、e‐NV200を無償貸与するもの。日産ではEVの活用事例を全国に展開することで、EVのさらなる普及を目指している。

葛飾区・青木克徳区長は「バッテリーに蓄えた電気の活用方法などを区民に知ってもらいたい」と、貸与車両を積極的に活用していきたいと話した。葛飾区では今後、公用車として業務で使用するほか、夜間作業や区のイベントなどの電源、災害などの非常用電源として活用していく。

なお、葛飾区では地球温暖化対策の一環として、CO2削減に貢献する電気自動車などの低公害車の普及促進のため、購入資金の助成や補助などを行なっている。

また、日産プリンスは昨年9月、葛飾区と「災害時における民間事業者施設の使用に関する協定」を締結。同社・葛飾金町店を災害時における一時滞在・備蓄品貯蔵施設として提供する。高田社長は「日産プリンスとしては初めて自治体にe‐NV200を提供する。これを機にさらに葛飾区との関係を深めていきたい」と述べた。

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