パナソニック 新発想の大画面ナビを発表 SDカーナビステーション CN-F1D
osaki
パナソニックは3月29日、SDカーナビステーション「ストラーダ」の新製品「CN-F1D」(オープン価格)を発表した。同製品は、9V型の大画面「DYNABIGディスプレイ」を、これまでにない新しい発想によって多くの車種に取り付け可能にしたハイクラスのカーナビで、6月上旬より販売が開始される。
(市販・用品ビジネスユニット長・木村真人氏)
昨今のカーナビ市場は、使いやすい大画面のニーズが拡大する一方、現状は車両の構造上の問題や専用の取り付けキッドが必要になるなど適合車種が限られている。そこで同社は、〝幅広い車種に大画面を〟の理念で「できる限りその制約を取り除きたいと考え、ディスプレイ部がコンソールから飛び出したフローティングディスプレイ構造を進化させた」と同社インフォテインメントシステム事業部、市販・用品ビジネスユニット長・木村真人氏が発表会で説明。同製品は、国産車に適合する2DINサイズの本体部と、そこからから飛び出したディスプレイ部を持つ構造によって、車種別専用パネルを使用せずに取り付けを可能にした。また、ディスプレイ部は、上下・奥行・角度調整もできるため、幅広い車種(現在は144車種に適合)への装着が可能になっている。
CN-F1Dは、画面がさらに前に出ることで10インチ並みの視認効果が得られ、地図や文字の見やすさ、使いやすさも向上。ディスプレイは、高級感あるアルミフレームに、ボタンや過剰な装飾を排した薄型のフラットディスプレイを採用した、インテリア性の高いデザインになっている。製品名称は、市場を活性化し、牽引していく商品となることを期待し、かつてラインアップしていたハイエンドカーナビ「Fシリーズ」を受け継いでいる。
そして、ストラーダが培ってきた充実のナビ・AV機能も踏襲、進化している。ナビ機能では、「Android Auto」に対応。「安心運転サポート」機能の対応エリアが大幅に拡大し、検索時に便利な音声認識機能も質の向上が図られた。さらに、美優ナビ(ビューナビ)で初採用されたブルーレイディスクプレーヤーも搭載。加えて、高音質AAC「Bluetooth Audio」への対応やスマートフォンアプリとの連動といったAV機能も進化している。
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