マセラティ史上初のSUV、レヴァンンテ日本上陸
osaki
マセラティジャパンは5月10日、ブランド史上初となるSUV「レヴァンテ」を発売した(ディーゼルは来春導入予定)。
100年を超えるマセラティの歴史の中で初めて登場したSUVは、クーペを思わせる流麗なスタイリングに圧倒的な走行性能と、随所にマセラティのDNAを継承したモデルになっている。
ギブリをベースとしたプラットフォームは、実用性と卓越したオン/オフロード走破性を実現するために専用開発。流麗なルーフラインを持つスタイリングは、クラス最高の空抵抗係数0・31を誇る。さらに、スポーツカーの必須要件、前後重量配分は50対50を実現した。
パワーユニットは2種類のV型6気筒3・0㍑ツインターボ・ガソリンエンジンと、ギブリにも搭載されるV型6気筒3・0㍑ターボディーゼルを設定。フェラーリと共同開発のガソリンエンジンは350PS仕様をレヴァンテに、430PS仕様をレヴァンテSに搭載する。このレヴァンテSは、時速0~100㎞加速5・2秒、最高速度時速264㎞という俊足ぶりであり、燃費は約9・1㎞/㍑(欧州計測方式)というもの。
エキゾーストサウンドにもこだわっている。各バンクのバルブにバイパスバルブを組み込み、スポーツモードに切り替えると排出ガス流路が短縮化され、最高のエンジン性能と〝咆哮〟ともいえるサウンドがドライビングプレジャーを高めてくれる。
足まわりは、前後ともエアサスペンション+電子制御ダンパーを採用。エアサスは車高をオフロード用から高速道路用、駐車用まで6段階に調整可能で、常時減衰変動タイプのスカイフックシステムと組み合わせることで、オンロードからオフロードまで卓越した走行性能を発揮する。
【希望小売価格】1080万円~1279万円(ディーゼルは未定)
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