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2016/06/12

ウェルフェア2016、福祉車両「トヨタウェルキャブシリーズ」の中から8台を出展

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 福祉車両「トヨタウェルキャブシリーズ」の中から8台を出展(含む参考出品車)。新型プリウス、シエンタをベースとした車いす仕様車、フレンドマチック取付用専用車、スペイドをベースとした助手席回転チルトシート車などが展示された。


 このうち、助手席回転チルトシート車は昨年発表されたウェルキャブの新しい機構で、助手席が車外の方へ向きが変わり、なおかつシート全体が下に傾く(チルトする)。これで着座時より乗員の腰の位置が上がり、乗員の足が地面につくようになりシートから立ち上がりやすくなった。乗車時は大きく腰を落とすことなくシートに腰かけられる。クルマの乗り降りの動作が辛いと感じるようになった方にも有効なモデルといえる。

 

(シエンタ車いす仕様車)

 また、ベース車のスペイドは助手席側に大きなスライドドアを持つので、ドアを開くための大きな空間が必要とせず、クルマから45㎝のスペースで乗り降りが完了することも大きな特徴となる。回転、チルトといったシートの動きはすべて手動だが、省力化されており女性でも簡単に操作ができ、手動ゆえスピーディに操作できるという利点もある。

 

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