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2016/10/17

三菱電機 DIATONEブランドの新型車載機器発表

osaki
カーアンドレジャーニュース

 三菱電機は10月11日、市販カーナビゲーションやスピーカーなど、車載用機器の新製品を発表した。

 同社は、今年で70年の歴史を持つオーディオ機器「DIATONE(ダイヤトーン)」ブランドを、今から10年前にカーオーディオへと展開。音にこだわるユーザーを中心に評価を高め、堅調に販売台数を伸ばしてきた。そのダイヤトーンブランドの最新モデルが今回発表された製品で、車載用2ウェイ埋め込み型スピーカー「DS‐SA1000」、ハイエンドオーディオ&カーナビゲーションシステム「DIATONE SOUND. NAVI」NR‐MZ2000シリーズが2機種登場した。

 「DS-SA1000」は、ダイヤトーン70周年と車載展開10周年の節目を飾るフラッグシップモデルだ。販売価格は67万円(税抜)、11月15日より販売される。製品は、トゥイーター2個、ウーファー2個、ネットワーク2組からなるスピーカーシステムで、従来は3ウェイスピーカーでのみ可能だった分割共振(音の歪み)のない「フルピストンモーション再生」を2ウェイで実現。また、原音に忠実な音を再現するために、トゥイーターに「B4C(炭化ホウ素)プレミアムボロン」振動板、ウーファーにもカーボンナノチューブを採用したNCV‐R振動板を組み込むなど、新製法と独自の音響解析技術を注ぎ込んだハイエンドスピーカーとなっている。

 NR‐MZ2000シリーズは、「高音質」「操作性の向上」「安全安心な運転サポート」を追求した新型ナビで、「PREMI」は価格24万円(税抜)、スタンダードモデルはオープン価格となっており、ともに10月27日より販売が開始される。

 特筆すべきはやはり、音質へのこだわりだろう。音のフォーカス性能を高める新技術により、臨場感や躍動感の向上、音の余韻の消え際まで聴こえる3次元音響再生を実現。ハイレゾからアナログ音源の音楽コンテンツすべてで高音質再生が可能だ。

 ナビの基本性能も、心臓部であるCPU強化によるレスポンス向上、音声認識の採用による検索機能の利便性向上など、従来機種から大きく進化している。

 また、2017年1月には「ETC2・0車載機」も刷新される。国内市販向けとして初めて、赤信号残時間表示といった高度化光ビーコンの信号情報活用運転支援システムに対応する。

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