２０１６年の国内モータースポーツシーズンを締めくくる、ＪＡＦモータースポーツ表彰式が11月25日に都内ホテルで行なわれた。

　ジムカーナやダートトライアルのスピード競技からラリー、サーキットで行なわれるカート、Ｆ３、スーパーＧＴ、スーパーフォーミュラの七つのカテゴリーのトップランカーと、45名のチャンピオン（チーム、エンジンチューナー含む）が一堂に会し、その栄誉を称えた（２０１６年の全日本選手権を含む主要カテゴリーのチャンピオンは別掲の通り）。

　表彰に先立って挨拶したＪＡＦ・矢代隆義会長は、「今年はＪＡＦの競技に新しく日本車向けの競技オートテストを追加し、全国各地で開催することができた。また、各協議会への集客を狙って、ＳＮＳを活用した開催告知なども努力してきたところ。これからもＪＡＦは、日本のモータースポーツ発展のために全力を尽くしていく」とコメントした。

　また、ＪＡＦモータースポーツ名誉委員の称号が外川一雄氏と神谷和潤氏に贈呈された。外川氏は、スポーツ委員会委員、カート部会部会長、モータースポーツ評議会委員、全日本レース選手権審査委員グループリーダーなどの役職を務めた。また、神谷氏はスピード小委員会委員、電気・ソーラーカー部会部会長、モータースポーツ審議会委員、全日本ジムカーナダートトライアル選手権審査員グループリーダーなど数多くの役職を歴任。両者は長年にわたりモータースポーツ発展に大きく寄与してきた。

　スーパーフォーミュラで念願のシリーズチャンピオンを獲得した国本雄資は「この舞台に上がってようやく実感がわいてきた。チームやメカニックなどたくさんの人に支えてもらいチャンピオンを獲ることができ、来シーズンも強いレースができるよう頑張りたい」と述べ、来季の意気込みを語った。

●2016年　各チャンピオン詳細

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