グッドイヤー、氷上性能を高めた新型スタッドレスタイヤ「アイスNAVI7」優れたポテンシャルを発揮する新パターンデザインを採用
matsuguma
日本グッドイヤーは6月30日、スタッドレスタイヤ“アイスNAVI”シリーズの最新モデルとなるプレミアムスタッドレスタイヤ「アイスNAVI7」を8月1日から発売すると発表した。
2013年に登場したアイスNAVI6の後継となるアイスNAVI7は、新たなパターンデザインと改良コンパウンド等を採用することで、氷上でのグリップ力とコーナリング性能を向上させたのが大きな特徴。
新パターンデザインの「セブン・エフェクティブ・デザイン」は、大型センターブロックの5リブ構造と4本の太い縦溝、そしてブロック内の横溝をより細分化した。中央付近のブロックが横方向への剛性を確保し、氷上・ドライ路面での操縦安定性に貢献しているほか、ジグザグにデザインされたラグ溝によって雪柱せん断力も向上させた。
また、ブロックの倒れ込みを抑制するウルトラ・NAVIブレードを採用し、接地形状を最適化するとともに、トレッド面のエキストラ・マルチプル・サイプも先代から改良され、パターンエッジ性能が13%アップ。氷上路面へのひっかき効果が高まり、トータル氷上性能への向上に貢献している。
コンパウンドも先代から改良した「エキストラ・コンタクト・コンパウンド」を採用。低温でも柔らかさを失いにくいシリカを従来品より細分化することで、柔軟性が増し氷上路面の細かい凹凸により密着する。この改良コンパウンドと新パターンデザイン採用により、先代と比べ氷上でのブレーキ性能は、20㎞/hからのABS作動時で7%向上したほか、転がり抵抗比較テストも4%向上した。
新横浜スケートリンクで行われた体験試乗会では、アイスNAVI6とアイスNAVI7の氷上性能を比較することができた。スケートリンク上での試乗ということもあり、最大15㎞/hまでしか試していないが、スタート時に空転する感覚の先代に比べて、アイスNAVI7は、アクセルを踏んだ瞬間から高いトラクション性能を発揮。また、コーナリングでもステアリングの舵角に対して、車両がしっかりと応答し、グリップ力の高さを体感することができた。
このアイスNAVI7のタイヤサイズは、新車から主な既存車種を幅広くカバーできる13インチから19インチまでの全67サイズ用意され、価格はオープン価格となっている。
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