トヨタ、スペシャルオリンピックスのグローバルパートナーに就任し、スペシャルオリンピックスデーを開催!
matsuguma
トヨタ自動車は11月16日、スペシャルオリンピックス国際本部と、2018年から5年間のグローバルパートナー契約を締結。同18日には、プロバスケットボールBリーグの公式戦で〝ユニファイドスポーツ〟のPRイベント「スペシャルオリンピックスデー」を開催した。
スペシャルオリンピックス(SO)は、知的障がい者にさまざまなスポーツトレーニングと、その成果を発表する場を提供する国際的なスポーツ組織であり、国内では1994年、スペシャルオリンピックス日本が設立され、現在は全国規模で活動が広がり、7827人のアスリートと1万1286人を超えるボランティアが参加(15年末現在)。夏季17競技、冬季7競技のスポーツトレーニングプログラムが用意されている。また、アスリートとパートナー(健常者)がチームやペアを組んで競技する〝ユニファイドスポーツ〟にも取り組んでいる。
このイベントには、SO国際本部のティモシー・シュライバー会長と、〝NBAの英雄〟でありアンバサダーを務めるディケンベ・ムトンボ氏、トヨタの豊田章男社長が出席した。
(ユニファイドバスケットボールのデモンストレーション)
Bリーグ公式戦に先立ち〝ユニファイドバスケットボール〟のデモンストレーションが行われた。チームは3名のアスリートと、2名のパートナーで構成される。この試合には、元NBA選手のムトンボ氏も参加。ゲーム開始時のジャンプボールからムトンボ氏が積極的に加わり、2m18㎝の長身を活かし得点を重ねたが、日頃から練習を重ねるプレイヤー同士のスピード感のあるチームワークに圧倒されていた。なにより、障がい者と健常者の息の合った連携プレーが会場を沸かせた。
デモとは思えない〝激しい〟試合を観戦した豊田社長は「アスリートたちのバスケットをする姿に感激した。オリンピック、パラリンピックともに4年に1回の大会があるが、このスペシャルオリンピックは今日のようなイベントをはじめ、毎日が戦いだ」と感想を述べ、アスリート達にエールを送った。
このほか、来場者にはスペシャルオリンピックスを応援するTシャツや、ムトンボ氏のサイン入りミニボールがプレゼントされた。
(豊田社長がキャッチしたサイン入りミニボールをユニファイドアスリート代表にプレゼント)
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