日産、新たなスポーティーサブブランド「AUTECH」の投入を発表
matsuguma
日産は11月24日、NISMOロードカーのラインナップを拡充するとともに、新たにプレミアムスポーティーブランド「AUTECH」を日本国内に投入すると発表した。今後は、既にブランド展開しているピュアスポーツブランド「NISMO」と2本柱でスポーティーサブブランドを展開していく。
「NISMO」と「AUTECH」は、スポーティーパフォーマンスと言う共通土台を持ちつつ、「NISMO」は日産のモータースポーツ活動をそのDNAとしてピュアスポーツを志向するブランドとして、一方「AUTECH」は走りの性能を「NISMO」と共有しながら、カスタムカーづくりで蓄積してきた職人のこだわりを注入したプレミアムスポーティー志向のブランド。
この「AUTECH」ブランドは、走りのパフォーマンスを追求しながら、より上質で快適なスポーティーモデルを志向するユーザーニーズに応えるため、プレミアムスポーティーブランドとして投入。将来的には、オーテックが培ってきた匠の技を活用して内装アイテムの選択肢を増やすことにより、プレミアムスポーティーを志向するユーザーの要望に応えていくことも計画しているという。
「AUTECH」は、今回初披露する「セレナAUTECH」を皮切りに、「NISMO」同様、日産のラインナップを基にブランド展開する。
また、今年の4月に発表された、パフォーマンスモデルのサポートプログラム「NISMOヘリテージ」も、24日から開始した。
「NISMOヘリテージ」は、日産自動車、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル、オーテックジャパン(ニスモ・カーズ事業部)の3社がサプライヤーの協力のもと、製造廃止となった部品の再供給を検討し、ユーザーが日産のパフォーマンスカーを長く乗り続けてられるようにサポートする。この活動の第一弾として、国内でR32型スカイラインGT-R用パーツを「NISMOヘリテージパーツ」として、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル㈱より発売する。
オーテックジャパンとニスモの社長兼最高経営責任者を兼務する片桐隆夫氏は、「日産は、『NISMO』、『AUTECH』の2つのサブ・ブランドにより、お客さまにより日産車を楽しんで頂ける、幅広いプログラムを展開して参ります」とコメントしている。
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