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2017/11/26
小林可夢偉 フォーミュラE開幕2連戦に参戦、貴重な経験を今後のキャリアに活かす
matsuguma
フォーミュラEの開幕2連戦(12月2日・3日、香港)に、小林可夢偉がMS&ADアンドレッティチームから出場することが発表された。
フォーミュラEは、2014年から始まった電気自動車のフォーミュラカーレース。これまでF1をはじめ、トヨタのワークスドライバーとしてWEC(FIA世界耐久選手権)や、スーパーフォーミュラに参戦してきた可夢偉は「昨年末から参戦の機会を模索していたが、なかなかチャンスが巡って来なかった。その中で、最後の最後にアンドレッティチームからチャンスをもらえたことに感謝している」と、フォーミュラE初参戦の経緯を説明した。
フォーミュラEは、主に道幅が狭い市街地コースで行われる特徴であり、難しさでもある。参戦中の元チームメートやライバル達からは「最高速度は時速200㎞程度だが、実際はその倍ぐらいに感じる」と聞かされたという。
その中で「バッテリーについてのノウハウや、クルマを扱うことの引き出しは確実に増える」と話し、香港ラウンドを今後のキャリアに繋げたいと可夢偉は意気込みを語った。
また、SNSを使ったファン投票で人気を集めた上位ドライバー3名が、瞬間的な加速アシストをレース中2回使えるファンブーストは、フォーミュラEならではのユニークなシステム。「日本人もフォーミュラEに興味があることを示してもらって、いつか日本でのフォーミュラE開催を手助けしていただきたい」と投票を呼びかけた。一方、「使用するとバッテリーマネージメントが難しくなるので、もし使わないでも怒らないでください」と話し〝可夢偉節〟で会場を爆笑させた。
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